芦屋の街と村上春樹

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

5月の海岸線

いつの間にか5月も10日を過ぎましたね。

村上春樹さんの初期の短編集に『カンガルー日和』という一冊があります。

その中に「5月の海岸線」という作品が収められている。

主人公が友人の結婚式のため、10年ぶりに故郷に帰ってくる。

時間があったので昔よく遊んだ海岸に出かけてみると・・・すっかり埋め立てられていた。

河口付近の50メートルばかりを残して。

埋立地には高層住宅の群れが、たくさん建設されている。

しかし以前の防波堤は残っていて、古い街と新しい街を隔てる低い壁として、かつての海岸道路に沿って何かの記念品のように残されていた。

主人公はかつての防波堤の上を歩きながら、子供の頃過ごした街を思い返す。

そして高層住宅の群れを見上げて予言する。

「君たちはいつか確実に崩れ去る・・・・・」

 

そんな短いお話です。

僕も村上春樹さんと同じ街で育ちました。多少時代は違えど。

海が埋め立てられる前、埋め立てられた後の高層住宅街、さらにはその沖にまた新しい埋立地ができ、そこには人口のビーチまで作られたのを、みてきました。

 

どこかの山を崩し、土を運び海を埋め立てる。

そこに家や集合住宅を建設する。

人口がどんどん増えていた頃はそんな必要もあったことでしょう。

しかし今からの時代、どう活用されていくのでしょう?

 

芦屋川の河口から、旧防波堤が東へ続いています。

古い街と新しい街を隔てる低い壁として。

そしてその防波堤には、住人や有志たちによる絵画・作品が残されています。

機会があれば覗いてあげてみてくださいね!

 

村上春樹さんの短編集『中国行きのスローボート』、佐々木マキさんのイラストも素敵ですよ。

 

そう、今芦屋の美術館では『具体美術協会』の結成70年のコレクションも見られます!

 

東京でのスケジュールにキャンセルが!

5月の17日と18日、東京で仕事の予定でしたがキャンセルが出ました。

すでにチケットもホテルも手配済みだったので、予定通り東京にいることにします。

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