『売るワークマン』から『魅せるワークマン』へ
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
進化するワークマン
先日、なんばCITYの『ワークマン女子』の内覧会へお招きいただきました。
2年半前に初めて拝見した『ワークマンプラス』
当時は「たしかに高機能、だけどこの色付けではちょっと着れないなぁ」という印象。
おまけに店内の見え方もカラーのハレーションが多く居心地は良くない。
しかし昨日は、それからの進化を感じましたねぇ。
色付けはシック、アースカラー系が増えています。
機能性は維持しながらデザインも洗練されて、タウンでも着れるものが大半。
見せ方も以前より工夫が感じられる店内。
狭かった通路幅も改善されています。
キャンプやスポーツといったライフシーンを意識させるコーナー展開も、無理なく馴染んだ感じに。
店内にいると、ちょっとアウトドアに出掛けたくなります。
フォトスポットも4箇所ほど設定。
#ワークマン女子 でアップされることでしょうね。
見せる・魅せる要素に気づいたワークマン
ファサードのディスプレイはロックな作業服。
土屋アンナが着たニッカポッカスタイリングがCOOLです。
VMD的に注目すべきは、“売るもの”だけでなく“見せるもの”も取り入れている点。
前述のスタイリングに加え、東京ガールズコレクションでコーディネートされた3体のスタイリングがメインのVPスペースにディスプレイされています。
どれもコーディネートで一点のみワークマン商品を使い、あとはスタイリストが用意したもの。
なので3体ともCOOLなロックスタイリングに仕上がっています。
当然使用されているアイテムの大半は売り物ではない。
一般的にはついつい“売るもの”だけを見せてしまいがち。
でもこういった“見せる・魅せる”要素の重要性に気づかれたことは相当な進歩だと思いました。
これからのブランディング・世界観の創出が楽しみになりました。
やるな、ワークマン女子!
本日オープンの『ワークマン女子』なんばCITY店
ネーミングは女子だけどメンズもジュニアもありますよ!
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