入店率アップの事例

アフター

今日は
アウトレットモールで仕事でした。

アウトレットモールなので
基本的にオフプライスショップ
ばかりですが、

そのヴィジュアル
(インテリア・VMD手法)が

プローパー店舗と
ほぼ同じレベルのお店

全く違うお店

両方ありますね。

商品も

プロパー店舗で
販売実績のある商品が
中心のお店

アウトレット店舗用に
作った商品が中心のお店

の両方があります。

企業の思惑が見え隠れして
面白いですね・・・

 


 

さて
以前入店客数がアップした事例
について書きました。

今日は

店前通行客数まで計測した入店率
(入店客数÷店前通行客数)

アップの事例のお話です。

 

このお店は二面開口。

L字型に開口部
(通路に面している)
があります。

こういった場合

一方の開口部から店の奥へ進み
直角にもう一方の開口部へと抜ける
動線を作ることで
お客様の入店と回遊性は向上します。

 

この店の場合、奥の動線上中央に
傘や、キーホルダーを展開している
木製の什器が二つ
設置されていました。

そこで、この什器を撤去しました。

また、マネキンとポスターが
動線を阻害していました。

 

そこで
マネキンとポスターを移動し
動線幅を確保しました。

そうするすることで
この通路からの入店数のシェアが
大きく変化しました。

11.6% → 34.2%
(総入店口全10カ所の中で)
となったのです。

 

ビフォア

ビフォア

 

アフター

アフター

 

また、開口面のどちら側からでも
よく見える位置にVPステージが
設置されていました。

三体あるマネキンがもう一方の
開口面から見えるような向きには
配置されていませんでした。

またスタイリング自体の魅力も
乏しい物でした。

スタイリング、マネキンの
構成を修正すると
こちらの通路からの
入店数のシェアも良化しました。

11.6% → 13.2%
(入店口全10カ所の中で)へ。

ビフォア

ビフォア

 

アフター

アフター

 

さらに
もう一方の開口面も
動線幅を広くとりました。

また、PPとIPの構成を変更し
店前通行客から
よく認知されるようにしました。

 

結果、入店率は
16.4% から 24.4%へと
大きく向上したのです。

 


 

入店率を上げるには

●動線の阻害要因を取り除く
●魅力ある演出をする

このどちらか、若しくは両方の方法
をとることが大切なんですね。

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