AIでは再現できない!?カルディコーヒーファームの魅力

公開日: マーケティング, 接客


こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

カルディコーヒーファーム

先日イオンモール千葉ニュータウンへ行ってきました。

テナントで入っている店舗へのワンポイントコンサルティングのお仕事です。

その中で『カルディコーヒーファーム』へもお邪魔しました。

僕の好きなお店の一つです!

店舗設計とディスプレイと商品セレクトの効果

VMD面でカルディを語る時、その店舗空間に関して言われることが多いと思います。

迷路のような導線作り、宝探しのような密集型陳列。

こういった工夫は購買率を高めます。

迷路のような導線はお客さんの回遊動線が伸ばすことになり、密集型陳列は滞在時間を延長させることになります。

だからお買い上げされる確率(購買率)が高くなるのですね。

 

また商品セレクトのセンスの良さもあります。

パッケージもヴィジュアルの良いものが多いですね。

だから床面近くからゲート状の什器上部までの密集型陳列も効果が増します。

コーヒーサービスの効果

でも一番売上に貢献しているのは他にあると思います。

それはカルディ名物と言えるコーヒーのサービスです!

 

みなさんも一度は飲まれた方が多いのではないでしょうか?

店頭でお店の前を通られる方に無料で配っている小さな紙コップに入ったコーヒーです。

そのコーヒーを受け取る人はほとんどの方が素通りされることなくカルディの店内へ入っていきます。

これは返報性の原理と呼ばれるもの。

人から何か施しを受けたら「お返しをしなくては!」という気持ちになる心理作用です。

圧倒的に入店率を高める効果がありますね。

 

カルディコーヒーファームという名前だけあって、珈琲の味もしっかり美味しい。

そしてカップのミニサイズが店内で飲み歩きするにもじゃまになりにくい。

でもね、この日気付いたのはそれ以外の点です。

それは応対してくれたスタッフ!

 

ポイントは以下の3つの点だと思います。

  • 声がけ頻度の徹底
    • 店前を通る人にタイミングよく呼びかける
  • 声のトーン
    • やや高めでよく通る声
  • スタッフのムード
    • 笑顔が素敵な女性

その日のスタッフは、この3つが揃っていました。

見ているとどんどんお客さんがコーヒーを手にして吸い込まれています。

人間だから出来ること・・・

レジの無人化から店舗の無人化まで、AIが代わりにやってくれることが多くなりました。

しかしこのコーヒーサービスはAIにはまだ出来そうになりません。

もちろんただコーヒーを渡すだけならAIでも出来るでしょう。

声がけでの相手と空気を合わすタイミング(直感)

嫌味なくすっと耳に入る声(情緒)

親しみを感じる笑顔(感情)

これらは人間だから伝えることが出来るのだと思います。

またスタッフによって大きく差が出る部分でもあるではないでしょうか?

 

店舗の無人化が進んでもこの部分はまだ人間がやったほうが効果が大きい。

ロボットから受け取っても返報性の原理は働きそうにないしね・・・(笑)

 

イオンモール千葉ニュータウンのカルディのコーヒーサービスのスタッフは素晴らしかったです!

またコーヒーを飲みに行きますね。

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

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