バッグを自立させて見せないから売れない。 VMDで解決する『触発型陳列』と心理的ハードル

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
先日、『売上を捨てるな! お客様が「触れない」場所にある商品、VMDの基本を無視した3つの盲点』という記事を書きました。
今日はその続編です。
僕は『インデアンカレー』も大好きなんですが、うどんと丼のセットも好き!
この日も、きつねうどんと親子丼のセットをおいし〜くいただきました。
関西人はこの組み合わせ好きな人が多いのではないでしょうか?😄
この日もランチを食べた帰りに、ちょこっと周辺の店舗を散策してみました。
VMDとは、お客様の小さな『違和感』や『ためらい』をゼロにすることから始まります。
前編でもお伝えした通り、お客様に買っていただくには、まず『触れてもらうこと』。
今回は、その『触れる』ことを阻んでいる無意識のハードルについて深掘りします。
触れたくなる陳列を
柄やデザインに凝ったバッグたちを展開している3台のステージ。
それぞれのステージのデザインが変化していて、その上にカテゴリーに分けられたバッグが展開されています。
この変化と商品の区分け、これは良いと思います。
しかし展開されているバッグたちは柔らかそうで、バッグだけでは自立できそうもない素材のモノたち。
どれもがもたれ合って展開されているので、それぞれのデザインがわかりにくい。
おまけに触れるとその塊が崩れそうで、興味を感じても触れる気になれない方もいらっしゃる事でしょう。
これは、商品に『触れると迷惑がかかる』という無意識のプレッシャーを、お客様に与えている状態です。
VMDは、お客様の『触りたい』という衝動を、『崩してしまうかも』という不安が上回らないようにデザインすることです。
こういた場合はそれぞれのステージ上で1つ以上はしっかりとバッグライザー(バッグを起こして見せるスタンド)で起こして見せる。
そしてそれ以外の商品は寝かして見せる、というようにメリハリのある見せ方ができると良いですね。
商品のデザインもわかり易くなるし、触り易くもなります。
先日の『売上を捨てるな! お客様が「触れない」場所にある商品、VMDの基本を無視した3つの盲点』でも書いたように、お客様に触れてもらうことこそが購買意欲の第一歩です。
『触れたい衝動』を阻む、店内の小さな課題を放置していませんか?
あなたの店舗の商品価値と売上を守るため、無意識のハードルを徹底的に除去し、即効性のある『触発型陳列戦略』を構築する僕に、ぜひお声がけくださいね!
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