“お試しのし易さ”の大切さ

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

みなさんの商品“お試し”がし易い様に、レイアウトされていますか?

“お試し”されやすいと、売り上げアップにつながるんですよ!

 

今日、工具を買おうと入ったホームセンターでの事。

店内を歩いていて、フト目に入ってきたマッサージ機のコーナー。

実際に試せるように、サンプル商品を取り出して並べてあり、どれもコンセントにセットされていました。

ちょっと首が凝っていたり、よく歩いてふくらはぎが筋肉痛だったので、試してみることにしました。

上段には3台並んでいたので、とりあえず一番右のやつを手に取って首に当ててみたら、やっぱり気持ちが良いんです。

次に、隣のやつを手に取って同じく首に当ててみました。

今度のは、さっきのよりも深ーく振動が伝わってくるんです。

ソフトなのにしっかり伝わってくる。

そして、左のやつも試してみました。

これは強力だけど、ちょっとキツさを感じる。

3台それぞれ個性があって、自分には2台目に試したのが一番フィットしました。

「同じマッサージ機でもこんなに違うんだ!」

ということを感じさせられました。

そしてそれを手に取ってレジに向かいました。

 

僕は工具を買いにこのホームセンターに来ました。

マッサージ機を買いに来たわけではありません。

特に興味もありませんでした。

なのにすんなりとマッサージ機を手に取りレジに向かったのは『気軽にお試しができたから』、という部分が大きかったです。

お試しができていなければ、絶対に買うことはなかったでしょう。

だって、工具を買いに来たのだから。

 

これはマッサージ機だけのことではないと思います。

ファッションでも同じこと。

『どうぞお手に取ってみてください』

『お気軽に合わせてみてください』

というコメントが書かれたPOPがあったり。

“手に取り易く、戻しやすい商品レイアウト”の棚であったり、ハンガーラックであったり。

アクセサリーなら、手に取って合わせられるように小さなスタンドミラーが近くにあったり。

洋服なら大きな姿見があったり、フィッティングルームが開いていて中のミラーだけでも使えたり。

こういった工夫やお声がけをするだけで、お試しし易くなります。

 

結果として、“思わぬ気づきや発見”があって購買につながるのです。

お試しがしづらい環境であれば、“思わぬ気づきや発見”は感じにくいのです。

みなさんのお店はどうですか?

お試しがしやすい環境になっているかどうか?

チェックしてみてくださいね!

 

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