BtoBのビジネスにも、VMDが必要な理由

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

VMDというと小売業だけが関わるもの、そう思われている方が多いかもしれません。
しかし製造企画業・卸業(メーカーさん、商社さん・インポーターさん)など、BtoBのビジネスをする皆さんもVMDを学んだほうが良いのです。

 

なぜならば、小売業の売上げアップに貢献する、サポートすることが自らのビジネス(製造企画業・卸業)を発展させるのだから。

アパレルメーカーの使命

例えば、

『作って受注を聞いて納めてハイ終わり!』

といった仕事をしているとしましょう。

それだけで小売先で順調に売れれば楽ですよね?

しかし、それだけではなかなか簡単には行きません。

 

良い商品はもうすでにたくさん世の中に存在しています。

良い商品であり、お値打ち価格であるだけではもう売れなくなっています。

それだけでは最終消費者に

『あっ、これは私にとって必要なものだ!』

というような価値は伝わらない。

良い商品であり、お値打ち価格であるというのは、すでにスタンダードなのです。

 

もしも製造企画業・卸業をなさっている皆さんが、店頭で価値を伝えることのエキスパートだったとしたらどうでしょう?

とっても重宝されると思いませんか?

僕の体験談

僕が実際経験したお話を紹介します。

僕は株式会社ワールドというアパレルメーカーに28年と9ヶ月勤務していました。その間一貫してVMDの専門職として活動していたのです。入社してからの15年ほどは、ワールドはアパレルメーカーとして卸事業を中心としたビジネスでした。自社では小売機能を持たず、専門店さんに卸していたわけです。その中のVMDスタッフである僕たちは、卸先の売上げアップのVMD・販促・プロモーション支援をプロの専門職として行います。商店街ならその中で一番の売りげで一番光るショップにする。百貨店ならそのフロアで一番の売上げで一番輝くショップにする。それが僕たちの仕事。なので当時は技術の修得・修練に余念がありませんでした。どう見せれば商品がよく見えるのか?どんなコーディネートにすればより目を惹くのか?どんなレイアウトにすればお客様は快適に過ごせるのか?・・・寝ても覚めてもそれを考え続ける、そしてそれを専門店さんに提案し実践することで一番店の売上に貢献していたのです。だから専門店さんにはとっても重宝されていたし、可愛がってもらったものでした・・・

これはアパレルメーカーの社員として僕が行っていた仕事です。

僕たちが定期的に専門店さんを訪問して、オーナーや店長の相談に乗り、実際に技術を発揮してお店を一番に光らせる。

その結果お店の売上も順調に伸びていったということです。

今も基本は変わらない

今の時代、アパレルメーカーが卸先の専門店さんに提供するノウハウは変化しています。

しかし、

『卸先の利益に貢献することの先に、自社の利益もある』

という基本は変わらない!

 

もしも、作って受注を聞いて納めてハイ終わり、のビジネスしか出来ていないとしたらちょっと考えてみてください。

いや、ちょっとではなく徹底的に。

どうすれば卸先の利益に貢献できるのか?を。

それができれば、小売業は必ず貴方から商品を買ってくださいます。

この真理は変わらないのです。

だから、今の時代の小売業の売上アップにつながること(VMDやSNS活用)をBtoBのビジネスをされている皆さんも学んだほうが良いのです。

 

今日も読んでくださってありがとうございます!

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