ショーウインドウは街を歩く人たちのものだ。


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

ショーウインドウをディスプレイするのが好きだ。

そもそもの初めは、先輩のディスプレイを見て、あんな風にテクニックを使えたら良いな、格好良いな、と言った意識でした。

しかし、自分が実際にやるようになってから気付いた事があります。

それは前を通り過ぎる人の目です。

反応です。

ディスプレイする上で大切な事

夢中になってショーウインドウをディスプレイしていてフッと振り返って外を見ると、とっても興味深そうに見ていてくれるとき、全く興味なさそうに通り過ぎられるときがあります。

ショーウインドウから外に出て、出来上がりをチェックしているときなど、通り過ぎる人たちの会話が聴こえてくる。

『あっ見て、あれ素敵じゃない?』

『あんなの着て出かけたいわね!』

『今年はこんな感じが欲しくなるのよね・・・』

様々な反応を直接耳に出来る。

この反応がディスプレイする上での醍醐味です。

『自分でテクニックを駆使して完成させてた。

データに基づいて売りたい商品を売りたい組み合わせで見せられた。』

こんな事ではないんですよね・・・

見てもらえなければ存在しないのと同じ

もちろんビジネスですからそういった要素は取り入れるに越した事はないです。

しかし、それが見られなかったとしたら、全く意味はありません。

まず見てもらえる事。

理屈抜きに素敵なショーウインドウである事が前提ですね。

阪急

もうすぐクリスマス。

街を彩るショーウインドウも力が入っています。

魅力的なディスプレイは街を歩く人の気持ちまでウキウキさせてくれる。

まとめ

あなたのお店のショーウインドウは、街を歩く人たちの目を楽しませていますか?

それをやり続けていれば、あなたのお店、ブランド、会社に対する価値がじんわりと伝わってきます。

逆に、売りたいもの買って欲しいものは見せているけれども、魅力がなければ見てもらえない、伝わらない。

まず、前を歩く人の目を楽しませる、そんな心構えからディスプレイをはじめましょう。

データに縛られてばかりいてもお客様は見てくれません。

ショーウインドウはあなたの会社の為にあるのではなく、街を歩く人たちのためにある。

・・・・・そういう事です。

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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