どうして『ショップニュース』が活用されないのか?

公開日: SNS, VMD, マーケティング, 自主セミナー


こんにちは!

藤井雅範です。

反応の少ないショップニュース

先日、ショッピングモールのテナントを担当する方からこんな話を伺いました。

『公式ホームページの“ショップニュース”が活用されていないんですよ・・・』

“ショップニュース”というのはテナントがニュースを自由に発信できるコーナー。

別途料金がかかるわけでもなく、発信内容が制限されているわけでもない。

 

そこで実際にそのショップニュースを拝見すると『新商品入荷しました!』『期間限定セールのお知らせです!』『2BUY30off実施中!』など、お店側からの売り込みばかり。

それもほとんどのお店が三人称の発信。

ブランドや会社やお店としての発信で個人的な側面を出していないということ。

Maialisa / Pixabay

活用されていない理由は反応が薄いからだそうです。

だってお店の売り込みページをわざわざ見に行く人は少ない。

『安けりゃ買おう』って思う人ぐらいじゃないでしょうか?

反応のあるSNSコミュニティ

そういった中、個人のSNSからビジネスが広がっている例もあります。

たとえば仙台にある『セルバ』というショッピングモールの中のスタッフの個人のTwitterの発信です。

 

眼鏡屋さんの志賀さんの投稿『同じショッピングモール内にあるかまぼこ屋さんの惣菜を朝ごはんに食べてます!』

かまぼこ屋さんの菅原さんの投稿『今日は同じショッピングモール内にある服飾雑貨屋さんのソックスを履いてます!』

服飾雑貨屋さんのめいめいさんの投稿『今晩のおかずは同じショッピングモール内にあるかまぼこ屋さんの旬海漬にします!』

スタッフの間でこんなTwitterでの交流が出来ています。

するとこれを見たお客様が興味を持ってくださるそう。

『あのかまぼこ屋さん美味しそうですね!』と眼鏡屋さんのお客様がおっしゃってくれたり。

『こないだ履いていたソックス可愛いね!』とカマボコ屋さんのお客様がおっしゃってくれたり。

『あの眼鏡屋さん良いね!』と服飾雑貨屋さんのお客さんがおっしゃってくれたり。

実際に売上につながっているそうです。

お客さんにとっては良いお買い物が1つの商業施設内で体験できる。

当然セルバとしても客単価アップになるわけです。←ここ大事!

 

しかし、彼らが直接お客様におすすめしているわけではないのです←ここも大事!

彼らの投稿を見て、お客様から興味を持ってくださったということ。

『全く売り込んではいない!』ということなんですね。

良かったら実際に彼らのTwitterを覗いてみてくださいね!
OWNDAYSの志賀さんのTwitter

佐々直の店長菅原さんのTwitter

ピピリリの統括店長新保さんのTwitter

ピピリリのスタッフめいめいさんのTwitter

 

ブランドや会社やお店としての発信では効果がなくなってきています。

反面、個人的な側面を発信すると興味を持ってくださる。

発信するスタッフ自身が好きなことを発信している。だから発信していて楽しい!だからお客様も反応してくださる!!

 

こういったSNSの交流に目を向けてみると、『いまどんな発信をするべきなのか?』

のヒントがつかめるのではないでしょうか?

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

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