えっ、お客さんはお店の○○を見て入ってくるの!?

こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
駅のホームのカフェスタンドを見て感じたこと
先日、通院のため駅のホームへの階段を上っていた時の事でした。
ちょうど電車が行ってしまったあとのタイミング。
『コーヒーでも飲もうかなぁ』
ホームにカフェスタンドがあることを思い出し階段を上りながら、ふと見上げました。
その時思いました「あれ、カフェが目に入ってこない・・・」
そうなんです。ホームに上がろうとする人の視線から、カフェは目に入ってこない。
そのカフェがしっかりと正面で受けて見える角度と言うのは、向かいのプラットホームで電車が来るのを待っている人達から、になります。
そしてその人たちがそれを見たからと言って、この向かい側のホームまで来てカフェを利用するとは考えにくい。(帰りに向かい側のホームに降り立った場合は有効ですが)
お客さんはどちらからやって来るの?
一般的に店舗は、正面に向けてはしっかり構えているけれども実際のお客さんが来る導線に対しては表現ができていないことが多いのです。
店舗を訪れるお客さんは“たまたま通りがかって入店”される方が多いですね。
たまたま通りがかって、気になったポイントがあるから入ってくださるわけです。
一般的にそのポイントとなる場所はショーウインドウだったり、店頭の売り場やディスプレイだったり、サインや看板、店頭に貼られているポスターだったりします。
VMD用語ではVP(ヴィジュアルプレゼンテーション)スペースと呼んでみたりします。
そういったポイントを見て興味を感じてもらい店に入っていただければVPスペースの役割は果たせているともいえますね。
しかし実際に店舗を見てみるとVPスペースがその役割を果たせていない場合が多いです。
その大きな原因は“設置場所”です。
お店を正面から見たときに映える場所を設定していることが多い、ということ。
そうすると確かに正面から見たときの見栄えは良いです。
しかし、たまたま通りかかるお客さんはお店の正面からやってくるとは限らない。
いや、むしろ正面からやってくるのが稀な立地のほうが圧倒的に多いのです。
実際は方面ではなく90度の角度、つまり横からやって来る場合がほとんど。
そう、お客さんは店の横・側面を見て入ってくる。
しかし、横から見たときにせっかくのVPが目に入らない設定となっているのです。
これはとってももったいない!
2つの解決方法
ではどうすればよいのか?
それは
- そのVPに角度をつけてみること
- 側面の壁沿いに新たにVPを設置すること
が考えられます。
↑VPに角度をつける
↑新たにVPを設置する
ここを見落としてるお店がとっても多い。
もったいないことです。
ここを見せ場に設定することで入店の反応は変わってくるのです。
たまたま通りかかるお客さんに興味を持っていただけるのか?それとも素通りされるのか?
売上に対する効果は大きく変化するのです。
あなたのお店もチェックしてみてくださいね!
入店客数の改善、この動画も参考になりますよ⬇
2022年のお知らせ!
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2022年1月、肩の腱板断裂により入院・手術いたしました。
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クルマや自転車はもちろん運転出来ません。
混んでいる交通機関も利用できません。ぶつかるとコワイですからね〜、腱板がしっかり固定されるまでは。遠方への出張や、大掛かりな作業を伴う仕事はしばらく自粛します・・・
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