気候に一喜一憂しなくても良い、そんなファッションビジネスを目指そう!
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VMD ファッションビジネス, 店舗, 視点
早く気温が下がらないかな?
もっと涼しくなったら売れるのに~
そんなため息をついてはいませんか?
確かに残暑が続くと、お客様は秋冬物には触れられにくい事でしょうね~
賢いビジネス?
ボクもアパレルメーカーに勤めていた時はそんなふうに思っていましたよ。
気温が下がるタイミングで、各お店に沢山商品を投入していっぱい売る。
その為のディスプレイ方法を全店に発信して大きな売り上げをとる。
それが賢いビジネスなんだって。
確かに一時的な売り上げをとるのには有効な手段ですね。
でもね、気候は思い通りにならないもの。
売り上げが悪かったらそれが言い訳になる。
では売り上げが良かった時も気候のお手柄なの???
寒くなったから買う服、幸せな気分になる為の服
寒くなったから買う洋服なのか?
「その洋服がある生活は私を幸せな気分にさせてくれる」、そんなイマジネーションを感じさせてくれる洋服なのか?
どうなふうにプロデュースしたいのか?によって商品の価値の伝え方も変わってきます。
又、普段からお客様とコミュニケーションをとる(関係性を築いておく)と、あの人から買いたい、と思ってもらいやすい。
『どうせ買うならあのお店で、あの人から買いたい』
これは仕事の醍醐味でもありますね。
そして気候に一喜一憂しなくても良くなります!
さてあなたは、誰に、何を、どのように提供し、どうなってほしいですか?

藤井 雅範

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