POPやキャプション。書き方次第で購買率は変化します!

公開日: PP, VMD


こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

レザーショップの注意書き

あるレザー用品のショップを訪れた時の事です。

上質なレザーの財布やバッグなどを取り扱っているお店。

二階には工房も備わり、内装は無垢のウッドと黒皮風のアイアンが使用されてています。

店舗環境からも、商品の持つ上質感が伝わってくるみたい。

dbreen / Pixabay

僕もレザーが好きなので、お店をじっくり拝見しようと思いました。

丁寧に間隔を取って整然と商品がディスプレイされています。

そこにこんな注意書きがありました。

【全て売り物です。キズがつかない様にご注意ください!】

それを見ると僕は商品に触れる事が出来なくなりました。なんだか監視されてる様で居心地も悪く、奥まで見ることもなく店を出てしまいました。

もちろん絶対触れてはダメ、ということはないのでしょう。

でもやっぱり、はばかれるよね~

お客さんに向けての表記としては、失礼だと感じる人が多いのではないでしょうか?

注意ともてなしは両立できる!

商品の購買率(お買い上げされる確率)は、商品に触れたり、試着する事でアップします。

「わかっちゃいるけどキズつけられるのもイヤだし~・・・」

そんな時はこんな表記にすればいかがですか?

【是非お手にとってお試しくださいね!よろしければ手袋をご用意しております。ごゆっくりみていただきたいのでお気軽にお申し付けください。】

こう書いてあったらどう感じますか?

【全て売り物です。キズがつかない様にご注意ください!】

という表記とは全く違う印象だと思います。

そして乱暴な扱いをされる事も少ないと思います。

お店との距離感も全く違って感じるでしょ?

さらに購買率は圧倒的に高くなる!

 

キズはつけられたくない、でも商品はよく見て欲しい。

これは両立出来るのです。

どんなメッセージを表記するのか?

ここに工夫する事です。

それがプロの小売業の仕事なのだと、そう思います。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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