表現の魔法
コンサルタントの藤井雅範です。
VMDを遂行する上で大切な要素に“表現”があります。
あなたの商品をいかに表現するか?ということですね。
一本の鉛筆を売る時
たとえば一本の鉛筆。
『鉛筆。HB。100円』
と表現するのか
『なめらかな手ざわりの鉛筆です。折れにくい芯を使用。H〜4Bまであります』
と表現するのか
『その深い緑はイギリスのクラッシクカーに使われているカラーです。スケッチブックとの相性がよい材質の芯、デッサンする時にあれば、きっと良い絵が描けますよ!』
と表現するのか
同じ商品を売るにしても、価値の伝わり方が違いますよね。
お洋服を売る時
洋服を売るときでも同じですよね。
たとえば一枚の黒いセーター。
『棚に畳んで置く』
のか
『ハンガーに掛ける』
のか
『黒という色でまとめる』
のか
『セーターというアイテムでまとめる』
のか
『40号というサイズでまとめる』
のか
『ボディに着せる』
のか
『コーディネートするスカートと一緒に掛ける』
のか
『黒いセーターが似合うモノトーンのインテリアを演出したショーウインドウにディスプレイする』
のか
『黒いセーターが映える着回しを10通り10体のマネキンに着せて連続して並べる』
のか
『スタッフが着用する』
のか
いろんな表現があります。
上手く決まるとその商品はとっても生き生きと映えて見えます。
まるで魔法にかかったように。
そんな表現を考えてみませんか?
それはきっと、楽しい作業ですよ!
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