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視線は『上』から『下』へ流れる! 購買率を劇的に変える壁面ディスプレイの鉄則

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。

こちらの写真はお花の香りのフレグランスを扱っているお店です。

壁面上部をご覧ください。
ディスプレイされている花の吊り下げ方、工夫が凝らされていて素敵ですね!
実はVMDにおいて、壁面上部は『お客様を遠くから呼び込み、足元の商品へ視線を誘導する』という極めて重要な役割を担っています。

お店に入ってすぐ、お客様の視線はどこに向いているでしょうか?
実は、手元のアイテムよりも先に、『遠くの高い場所』を無意識に見て、そのお店の雰囲気や何を扱っているかを判断しています。
ここが魅力的に整っていないと、お客様は奥まで進んでくれません。
壁面上部は、いわば『お店の看板』であり、『お客様を導く灯台(Lighthouse)』なのです。

【VMD的ロジック:イメージの連動が購買意欲を加速させる】

ポイントは、「上部で期待感を高め、下部でその期待に応える(商品を提示する)」という一貫性です。
このお店の場合、上部のディスプレイ通りの「お花の香り」が商品そのもの。

遠くから「あ、綺麗だな」と目を止めたお客様が、そのまま自然と手元のフレグランスに手を伸ばす……。
この「視線の黄金ルート」ができているからこそ、購買率アップへの強い効果が見込めるのです。

    • アイキャッチ(視覚的フック): 写真のような花の吊るしディスプレイは、単なる飾りではありません。『ここは花の香りの世界ですよ』という非日常のメッセージを瞬時に伝えています。
    • ストーリーの完結: 上部で『素敵!』と心が高まった状態で、その真下にあるフレグランス(商品)に視線が落ちる。この『イメージの提示 → 商品の発見』という流れが、スムーズな購買行動を生むのです。
    • 高い視認性: 混雑している時でも、上部ディスプレイは隠れません。常に新規客へアピールし続ける営業マンの役割を果たします。

あなたのお店の壁面上部は、ただ空いているだけになっていませんか?
あるいは、商品がただ並んでいるだけになっていませんか?
『お客様の視線がどこで止まり、どう商品へ流れるか。』 このストーリーを設計するだけで、購買率は確実に変わります。
壁面上部は、お店のポテンシャルを最大限に引き出す貴重なスペースです。
「うちの壁なら、どんなストーリーが作れるだろう?」 そう思われた方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
あなたのお店に最適な『視線の設計図』を一緒に作りましょう!

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