嫌いになったわけじゃない!ただ忘れてただけなんだ!
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
顧客さんがお店に来なくなる原因は5つあります。
1.お店のことを忘れてしまう
2.お店に飽きてしまう
3.他のお店に流れてしまう
4.応対における人的ミス
5.引っ越しや入院、お亡くなりになるなどの物理的要因
この5つです。
逆に言えば、こうならないようにすることが顧客さんをリピーター化する方法である、ということも言えます。
お店のことを忘れてしまう
1.お店のことを忘れてしまう
これは意外と多いのです。
今はどこでのショッピングできる時代。
“買い場”はあなたのお店だけではありませんよね。
さらには誰の手にもスマホがある。
アパレルの総小売におけるEC化率(ネットでアパレル製品を買われる割合)は年々増加しています。
昔は少なかった“買い場”が、いまは選びきれないほどたくさんある様になったということです。
よく来てくれていたお客さんが最近全くいらっしゃらない。
その原因はあなたのお店が嫌いになったのではなく、単純に情報量が増えすぎて忘れられてしまっていることが多い、ということを肝に命じましょう。
ではどうすれば忘れられなくなるのか?
を次に書いていきます。
忘れられないように発信・交流を取り続ける
昔であればお電話やハガキや手紙で来店を促すこともありました。
今の時代、来店を促す電話はよほど距離感の近い人にしか出来ません。
迷惑がられますからね(笑)
手紙やハガキも印刷された味気ないものなら、そのままゴミ箱行きです。
フォーマットは個人へ宛てたのメッセージに
できるだけ手書きの部分を入れたり、手書き風のフォントを使ったり、お客さんの個人名を文章に入れ込んでパーソナルなメッセージを心がけると反応が良いです。
ニューズレターなどは使い方によってまだまだ有効。
先日の消費税増税時には、活用して集客に成功されたお店もありました。
お客様のメリットを第一に考えた内容に
お客さんは商品の売り込み情報よりも自分にメリットが有ることに興味を示されます。
例えば、消費税増税時に
・どんなお店が軽減税率の対象になるのか?
・キャッシュレス使用による消費者還元事業とは?
・キャッシュレスを利用するにはどうすればよいのか?
といった内容を書いたニューズレターが大変喜ばれ、実際に店頭でスマホを使ってのキャッシュレスアプリの操作方法等のレクチャーをして来店が増えたというお話も聞きました。
もちろん、商品情報を載せても結構です。
ただしメインはお客様にメリットのある情報にすることで読まれるニューズレターになります。
デジタルに弱い世代のお客さんが多ければニューズレターはまだまだ有効ですね。
SNSの活用
そしてやはりSNS活用です。
・お客さんの都合の良いタイミングで見てもらえる
・内容により使い分けができる
・交流することでお客さんのフォロワーさんに見てもらえる可能性がある
・無料で使える
といったメリットがあります。
今のおすすめはやはりinstagram。
日本におけるアクティブユーザー数はフェイスブックを超え、まだまだ増加傾向。
若い世代のものではなくなりました。
写真中心なので直感で感じ取る事が可能です。
ミニブログ風のinstagramも人気です。
写真+キャッチコピーでまるで雑誌をめくるようにスマホ画面をフリックしてサクサク読める。
見る側にとっても短時間で良い情報を取り入れることが出来るんですね。
ニューズレターにSNS。
皆さんのビジネススタイルにあったやり方を選んで忘れられないように発信・交流を取り続けましょう。
新規客⇒リピーター⇒ファン、とお客さんに進化していただく第一歩として。
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