入らなかったお客様が入ってくる!VMD簡単テクニック
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
あなたのお店にはお客様がどんどん入っていらっしゃいますか?
ウチのお店は沢山お客様が入ってきてくれる。
買い上げ率も申し分ない。
・・・良いことですね。
日頃の工夫が活かされて、成果につながっていることでしょう。
さすがです!
そんなあなたは今まで通り継続してくださいね。
今日のブログは読んでいただかなくても結構ですよ!
でも若しそういう状況でないなら、この先を読んでみてください。
例えばこんな方。
入っている商業施設は悪くない、でもウチの店には入ってきてくださらない。
お店の前には沢山人が歩いている、でも入店されない。
良い商品が沢山の量揃っている、でも売れない。
お店の内装デザインは評判が良い、でもお客様がすぐに出て行かれる。
売れているもの、流行のものを入り口で沢山見せている、でも売上は追いつかない・・・・・
こういったお悩みをお持ちの方に、お客様がどんどん入ってくるVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジンング)の簡単テクニックをお伝えします!
VMD、成果が出る5つの簡単テクニック
1、導線を知る
・あなたのお店の前を通るお客様、どちらの方向からが多いですか?
それを調べましょう。
たとえ30分でも結構です。
実際にお店の前に立って計測してください。
・次にその多い方向に対して、お店の前面にある什器やマネキンを向けてみましょう。
歩いていらっしゃる方向から、あなたのお店が良く見えるように角度をつけて配置するのです。
2、通路幅を確保する
・お店の入り口から奥まで続く通路、その幅は十分ですか?
ベビーカーを使われるお客様がいらっしゃる商業施設では、150cmは確保しましょう。
通路幅が狭いと、それだけでお客様が自分が入れるお店ではないと、無意識に判断されてしまいます。
若し什器や商品の量が多すぎて通路幅がとれないなら、潔く什器ごと引き上げましょう。
適正な通路幅がとれるのなら、商品展開量を減らしても売上は落ちません!
3、低いものから高いものへ
入り口に嵩の高いものがあって、奥への見通しを塞いでいませんか?
入り口付近はコンパクトに、奥へ行くに従って高くなるように調整しましょう。
4、奥へのインパクト
奥に小さなものがあっても、なかなか目に入りません。
マネキンならステージに載せるなどして高さをつける。
商品を展示するなら、インパクトのあるカラーや柄のものを。
5、面でのインパクト
着せてあるボディ一体一体や陳列されている商品一点一点を、店前を通られるお客様がいちいち見てはくれません。
通り過ぎられるわずかな時間内にどれだけの印象を与えられるか?が大切。
伝えたい要素を絞り込んで繰り返し表現することです。
色、テイスト、アイテム等絞り込むほど伝わりやすくなります。
点、ではなく面、で訴求するのです。
印象的な店になっているか?主導線を歩いて客観的にチェックしましょう。
まとめ
成果が出るまでこの5つのテクニックを愚直に実行してください。
成果は、入店率(店前を歩いている人数に対して、あなたのお店に入店される人の割合)と買い上げ率(入店される人数に対して、お買い上げくださる人数の割合)で測ります。
これらが改善されていたら、そのVMDは成功です!
このように店舗環境を整えること。
それがVMDの第一歩。
・・・・・そういうことです。
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