学生たちも身近にSDGs、意識しています
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
僕が大学で担当させてもらっている講義に『ファッションビジネス論』があります。
ファッションビジネスに長年関わらせていただいていることもあり、将来学生たちがファッション業界で活躍できるようになることを期待して、講義させていただいています。
先日は、こんな話をさせていただきました。
『実は、アパレル業界は石油業界に続き二酸化炭素排出量が2番目に多い・・・』
そして学生に、“SDGsに関してどんなことを感じているか?”を発表してもらいました。
【SDGsとは?持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標】⇩
- 『スタバのストローがプラスティック製から紙製に変わっていたり、無印良品で専用のボトルを買うと、店舗のウォーターサーバーから水を入れることができたり、身近なところでもSDGsへの取り組みを感じます』
- 『自分がブランドを立ち上げることができたら、ショッパーは繰り返し使えるようなものを使いたい』
- 5.のジェンダー平等を実現しよう、に関して『家事や育児を母だけがするのではなく夫婦協力してやりたい』
- 12.のつくる責任、つかう責任に、関して『業界だけでなく消費者になる私たちも、購入するときには環境のことを一度考えてからにしなければならないと思った』具体的には、・服を買うときは本当に着たいのか?長く着られるのか?を考える ・安さだけでは買わない ・着なくなった服はリメイクしたり、着られる人に渡したりする ・スーパーで食材を買うときは後ろ(奥)から取るのでなく手前のものを取って賞味期限切れの廃棄を減らす
こういった意見が聞けました。
学生たちも身近にSDGs意識しています。
話を聞いていてそう感じました。
僕もスーパーで食材を買うときは、つい後ろ(奥)に手を伸ばして取ってしまいますから、反省です・・・
また、フリートークで聞けた話の中では
『SDGsのバッジをジャケットの襟につけたおじさんはSDGsに貢献していない』という色メガネな意見が、何故か多かった。思わず共感😆😆😆
『アパレル業界は石油業界に続き、二酸化炭素排出量が2番目に多い・・・』という現実。
これからの業界を担っていく学生たちには、この現実を良いヒントに変えてビジネスアイディアを深めていったほしいな、そう感じました。
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