②お買い上げ率を改善する【課題を解決するのがVMD】
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
前回のブログで『入店客数を改善する』ことについて書きました。
今回はその続きで、『お買い上げ率を改善する』ことについて書いてみますね。
お買い上げ率=購買率
“お買い上げ率”=“購買率”とも言われていますね。
お店に入ってきてくださったお客様が、どれくらいの割合でお買い上げしてくださるか?という指標です。
10人入って来たお客さんの全員がお買い上げくださるのか?、1人しかお買い上げ下さらないのか?
同じ数だけお客様がお店に入ってきてくださっても、“お買い上げ率”如何で売上は大きく変わってきます。
上の表にあるように、お買い上げ客数を増やす方法は実はたくさんあるのです。
今日はその中でも簡単にできる方法をご紹介します。
お試しやすさ・触りやすさを改善する
例えばお店の中央にある平台。
そこにカードが陳列されているとします。
その平台は通路の真ん中にあり、360°どこからでもお客さんは見て触れることができます。
なのに一方向にだけ向けて、陳列されている。
その一方向以外を通るお客さんからは商品は見づらい。
且つ1人お客さんが商品を見ていると、他のお客さんは遠慮して通り過ぎる。
これをどちらの方向へも向ける様に改善して陳列を修正する。
そうすることで全方向を通るお客さんから信任性が取れる。
尚且つ一方向にお客さんが商品を見ていらっしゃる時でも、反対方向から別のお客さんが商品を見てくださる様になったのです。
BEFORE
AFTER
店内の通路の中央にある、各平台や什器の陳列を、一方向ではなく四方向へと改善することで、結果的にお買い上げ率が改善されました。
これには何のコストもかからず、すぐにしかもカンタンにできることです。
こういったカンタンな陳列の改善もVMDの大切な要素です。
もちろんこれ以外にも“お買い上げ率”をアップさせる方法はあります。
お客様の滞在時間を延長する工夫。お客様の動線を延長する工夫。お馴染みの顧客様に対して来店訴求を行う工夫・・・
“お買い上げ率”が改善されると、“入店客数”が増えなくても売上はアップするのです。
もし売上課題が“お買い上げ率”にあるのなら、ぜひやってみてくださいね!
あなたが行動した結果を、コメントで教えてくださると嬉しいです。
【課題を解決するのがVMD】、また続きを書いていきますね。
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