お客様の購買行動をスムーズにするには?
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
さて、お客様がお買い物をする時というのは、どのようなきっかけで行なわれているのでしょう?
「そろそろ」「何か」「なんとなく」・・・
私たちが実際にファッションのお買い物をする時、その行動を思い浮かべてみましょう。
「そろそろ春物が欲しいな、今日は帰りにファッションビルによってみよう」
「今度の休みは街に出掛けて、何か新しい洋服をチェックしたいな」
「春物のブラウスが欲しいな、なんとなく・・・」
キーワードは「そろそろ」「何か」「なんとなく」です。
消費者のほとんどは、“あらかじめ”ではなく“店頭”で何を買うのかを決めている
今、ファッションのお買い物をされる場合、ほとんどが「コレが絶対欲しい」、「コレでないとダメ」というのではありません。
「このブランドのコットンのブラウスを買おう」という事をあらかじめ決めてお店に行っても、実際はブラウスではなくワンピースを買って帰った、なんて事は良くある話です。
実は、消費者の86.5%が何を買うかを店頭で決定している、というデータがあるそうです。
逆に言えば、あらかじめ何を買うかを決めていてそれを買って変える人は13.5%しかいない、ということ・・・
自分に似合うと気づいていただく
お店に気づく、商品に気づく、自分に似合うと気づく、「あっ私はコレが欲しかったんだ」という隠された欲求に気づく・・・・・
このようにして一点の商品を購入されるわけですね。
「衝動買い」と書くと、なんだか悪いイメージに映るかもしれません。
でもね、自分に似合うと気づいたいただく、というのは実はとってもお客様の為になっているんですよ。
VMDの効果とは?
この一連の行動をスムーズにさせてくれるのが「VMD」という事です。
ショーウインドウで魅せる
お店で買いやすく誘導する
何の売場かを表現する
コーディネートをわかってもらう
一点の商品だけでは伝えきれないムード、世界観、アトモスフィアを醸し出す・・・・・
これが『VMD』の効果と言えますね。
ファッションにはVMDが必要なんです!
VMDで購買行動をスムーズにすることが出来る。
だからファッションにはVMDが必要なんです。
だからVMDを学ぶべきなんです。
だからVMDを実践するんですね。
・・・・・そういうことです。
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