「人と違う経験」がVMDの常識を変えた。売上を伸ばす秘訣とは?

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
前回のブログでは、とっても基本的なお話を書きました。
・『せっかく素敵な商品を仕入れたのに、どうも魅力が伝わらない』
・『頑張って並べても、なかなかお客様が手に取ってくれない』
といったお悩みに対して、
・店頭のスタイリング(マネキンやトルソーの)を工夫したら、お客様がよく見られたり触られたりするようになった。
・店頭のショーウインドウを、カラーやテイストでまとめ、惹きつける見え方にしたら、お客様がたくさん入店されるようになった↓
https://vmd-lighthouse.com/vmd/24308/
こういったアクションがVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)である、ということ。
でも、そんな僕も、当初は『VMDって何?』という状態でした。
僕のVMDとしての経験
僕は1985年に株式会社ワールドというアパレル・メーカーに入社しました。
配属されたのがVMDという職種。
それ以来、ずっとVMDの仕事に関わらせていただいています。
ブランドの展示会、レディス、メンズ、キッズ、雑貨、インテリア、大型ストア、・・・
大きな会社であっただけに、本当に沢山のカテゴリーや事業のVMDに関わる経験をさせて頂きました。
入社当初、株式会社ワールドは『卸事業中心』
⚫︎ブランドの展示会をディスプレイすること
⚫︎全国の卸先の店舗に伺ってディスプレイし、売り上げ向上に貢献に努めました
現場のお客様の反応を肌で感じながらディスプレイを改善していく経験から、単に見た目を良くするだけでなく、『なぜその商品が売れるのか』という根本的な部分を理解し、お客様の購買意欲を引き出すための『仕掛け』を作る力を養いました。
当時はこの二つが中心業務。
特に『見せる・魅せる』という技術はドイツが進んでいたのでドイツのディスプレイの勉強もしましたねぇ。
続いて株式会社ワールドがSPA(スペシャリティストア・リテーラー・オブ・プライベートレーベルアパレル)、いわゆる企画・製造から販売まで、一社で行うようになりました。
さらにはアパレル以外の商品も展開し始めました。
そうなってくると業務内容も変化。
- 企画会議への出席
- 内見会のディスプレイ
- 直営店でのディスプレイ
- 数値検証し、週次でのVMD変更と、全国への配信
この「SPA化」での経験から、「商品企画段階から販売まで一貫してVMDを考える視点」や「データに基づいた売上分析と改善サイクルの構築力」を身につける事ができました。
例えば企画会議への出席は、単に見た目を整えるだけでなく、『この商品がなぜ売れるのか?』という企画の根幹を理解する上で不可欠でした。
VMDの秘訣、それは企画から販売まで一貫して考える視点でした。
この視点があるからこそ、お客様が本当に求めているVMDを提案できます。
SPAというシステムはアメリカが進んでいたのでアメリカへ出張へ行き、SPAにおけるVMDの勉強もしました。
ざっくりいうと、こういった経験をさせて頂きました。
一般的なアパレル企業にいただけでは、なかなかできない経験をさせていただいたと思っています。
人と違う経験、VMD(ヴィジュアル・マーチャンダイザー)としても、こういった経験全てができた人は少ないのではないでしょうか?
そして今、アパレル企業・店舗、眼鏡店、食品店、化粧品企業・店舗といったところから、お仕事のお声をかけて頂くようになりました。
これは自分という人間が、仕事に対して経験を積む・面白がる・新たな興味を見つける、こういった姿勢が良かったのかな?と感じるようになりました。
店頭を変化・魅力的に見せることで、売れるようになる。
そうすることで“買う側”が豊かになる、楽しくなる事。
こういう店舗になって、お客様がお買い物を楽しんでくれるようになれば本望です。
『うちの業種でもVMDは活かせる?』といったご質問だけでもOKです。
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