店舗の『ディスプレイ・ツール』 どうセレクトしていますか?

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
ディスプレイ・ツール
街を歩いてお店を見ていると、商品をディスプレイするツールに、とてもさまざまな種類のものが存在していることを目にしますね〜。
お洋服屋さんなら、マネキン、トルソー、上下する小さなラックにハンガーを引っ掛けたり。
マネキンでも、顔のあるもの無いもの、白いもの黒いものリアルにメイクしたもの。
トルソーでも、トップがついているもの無いもの、トップがウッドのもの金属のもの、顔が載っているもの無いもの。
ハンガーでも、太いもの細いもの、ウッドのものプラスティックのもの、ナチュラルカラーのもの白いもの黒いもの・・・・・などなど、本当にさまざまな仕様のものが存在します。
使われかたはどうでしょう?
マネキンも顔つきと顔なし、トルソーのヘッドやハンガーも色違いが混在、特にルールもなく使われている・・・
こういったお店は、“そのお店のコンセプトやそのお店らしさ”と言ったものが伝わりにくいですね。
逆にマネキン、トルソー、ハンガーが絞り込まれたもので統一されていると、一目見ただけで『あっ〇〇のショップだ!』と気づいたりします。
いかにセレクトするか?
そして大切なのはそのセレクトです。
展開している商品の良さを引き出すツールをセレクトすること。
商品の良さを引き出す『色・シルエット・素材・機能』を持つ、マネキンやトルソーやハンガーを選ぶことですね。
そしてそれらの使い方の、『基本的なルール』を作っておくこと。
そうすることで、“商品の良さを引き出しながら、その店(あるいはブランド)らしさ”を表現出来るからです。
そういった工夫を重ねることで、ヴィジュアル面でもブランディングが出来上がっていくのです。
意識してみてくださいね!
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