さて、マネキンメーカーの仕事ってなんでしょう?
一体のマネキンが出来るまで
一体のマネキンを制作するにはいろんな人の手が加わっています。
粘土から型を作っていく原型師さん。
生産型を仕上げる技術者。
マネキンにメイクを施す専門家。
マネキンを使ったディスプレイを考えるデザイナー。
アパレルメーカーや百貨店や専門店さんと打ち合わせたり納品する営業担当者。
その他にもたくさんの方が関わって、店頭を彩るのです。
VMDセミナー
先日、そのようなマネキンメーカーさんの社内でVMD研修を行わせていただきました。
VMDの基本的なこと。
クライアントであるファッションを販売するお店の売上の構成要素。
それに繋がるVMDの具体策。
マネキンや、什器やディスプレイツールの本来の役割・・・
そんなことを参加者自身が考え、気付いていただくような場になりました。
嬉しい言葉が聴けました
最後に、『研修で気付いたこと』を書いていただいたアンケートがとても良かった。
大事なのはBtoBtoCであり、エンドユーザーのライフスタイルを満足ゆくものにすることです
一番印象に残った事は、ただ一体のマネキン、一台の什器などのツールを売り込むことではなく、この一体のマネキンがクライアントの利益にどのように貢献するかに着目した提案をしていかなければならないこと
VMDはこんなことまで叶えてくれるという希望や夢のあるものであるという、一つの答えを自分の中で持つことが出来ました。ただ洋服やアクセサリーを見せるためにするのではなく、その先の最終消費者にまで目を向けた仕事であるということ。また自分自身がお客様の売上に貢献したり、消費者の方々の生活を明るいものにする仕事に携わっているのだという自信や可能性に気づく事ができました
凄く嬉しい気づきの言葉の数々です。
そうです。クライアントであるファッションを販売するお店に、マネキンを使っていただくことが仕事ではない。
その先の生活者の暮らしを彩ることが本来のお仕事。
それに気付いてくださったことがとっても嬉しかった。
最後に、マネキンのメイキャップ担当の方の言葉を紹介します。
日々一体のマネキンのメイクを仕上げるにも、その先の更に先にある生活者に届くような思いで仕事をすすめることに、改めて気付きました・・・・・・がんばります!!
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