「売上アップに直結!アパレルの平台を『あえて崩す』VMDテクニック」
こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
株式会社ワールドというアパレルメーカーに入社して29年、独立してから11年。
40年間、ずっとVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)の仕事をしています。
リアル店舗の売上をアップさせる専門家です。
【平台の使い方、工夫していますか?】
こんなお悩み、ありませんか?
- 「商品の良さを伝えたいのに、なぜか手に取ってもらえない…」
- 「VMDマニュアル通りにしているのに、なぜか売上が伸びない…」
- 「毎日お店のディスプレイを整えているのに、売上につながっているのか分からない…」
僕は毎日のようにいろんなお店を見ています。
高価格帯の高級品から、買い求めやすいものまで。
アパレル商品の場合、ハンガーに掛けられたり、棚に畳まれたりして展開される手法は、価格に関係なく用いられます。
さらには大きめの平台に、畳まれたり広げられたりして展開される場合もありますよね。
価格帯によって、ハンガーに掛けられる間隔や棚に畳まれる間隔が広かったりという違いはありますが。
あとは大きめの平台の展開です。
これに関しては、美しくバランスよく置かれているお店もあれば、単純に普通の棚と変わりなく使われているお店もあります。
しかし、せっかくの大きな平台。
小さく畳むだけでなく、大きく広げたり、コーディネートアイテムと一緒に展開したり、バッグや帽子なんかと展開することで世界観が伝わります。
その平台を見ただけで、スタイリングのムードや世界観が感じられたりね。
ただし、気をつけたいことがあります。
大きめの平台といえども、そこは売り場でもあります。
なので美しくバランスよく置かれているのは良いのですが、『意図的に少し崩して見せる』ことができる方が良いのです。
なぜならば、その方がお客さんが触りやすいから。
やはり売り場は、まず触ってもらうことが大切。
そこからお客様は次のアクション(サイズやカラー、ミラーで見たりご試着したり)へと移られるからです。
そんなちょっと押した工夫の積み重ねで売れる店舗ができるのですよ!



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