楽しく仕事してお客さんに喜んでもらって売上もアップする!?
こんにちは!
藤井雅範です。
今日はVPコンテストの審査をしました。
全国展開する超大手ショッピングモールに入る全てのテナントさんを対象に、ディスプレイやPOPを作ってもらいエントリーしていただきます。
なんと2500通を超える応募があったそうですよ!
シナリオ、描いていますか?
ディスプレイやPOPや販促を考える=VMDを企画する、こういった時に大切なことは実に『シナリオ』です。
これは今回のVPコンテストの最重要ポイントでもあるんですよ。
・今のお店の課題は何か?を知っておく
その上で
・誰に(ターゲット)
・何を伝えて(商品やサービス)
・どうして欲しいのか?(お客様にどんな行動を取って欲しいのか?)
そのために
具体的なディスプレイはどうするの?
POPはどんな風に書くの?
こういった一連の流れが『シナリオ』なのです。
このように『シナリオ』に沿ったアクションをとると、伝わりやすくなる=効果が高くなる、のですよ!
シナリオの例(ファッション&雑貨屋さんの場合)
・課題:購買客数(入店客数✕購買率)
購買客数の中身を見てみると、入店客数が少ない(他店や前年比)。さらには顧客(リピーター)の比率が少ない(他店や前年比)とします。
・誰に:20代のエスニックファッション好きの女性
・何を:あったかストール&スヌード
・どうして欲しいのか?:入店して欲しい、商品に触れて欲しい、リピーターになって欲しい
具体的なアイディア
・VP 色を統一したエスニックなファッション3体に3種類のストール&スヌードをつける
・IP 手に取りやすいようにリングに引っ掛けたストール&スヌードをカラー別に並べる(今までは畳んでおいていた)
・PP 実際にスタッフがストール&スヌードを着用した写真とおすすめコメントを書いたPOPをつける
・SNS PPの着用スタイリングと同じものを写真とコメント付きでSNSでも発信する
といったアクションにつながります。
なんだか楽しそうでしょ!
見込める効果
VPにインパクトのあるカラーと絞り込んだメッセージでお客さんの足をとめる。⇒入店客数
IPの工夫で手に取りやすくなる⇒購買率
POPのコメントや顔写真でスタッフに親しみを感じてもらう⇒リピーター数
SNSと店頭の発信を連動挿すことで記憶に残りやすくする⇒入店客数
このシナリオではこんな効果が見込めるのです。
楽しく仕事して、お客さんに喜んでもらって売上もアップする。良いことずくめです!
だからディスプレイやPOPを書く前には『シナリオ』を描きましょうね!
この記事へのコメントはありません。