『何をお探しですか?』から卒業しよう!

公開日: VMD


こんにちは!

藤井雅範です。

『カーキ色をお探しですか?』

今日あるブティックに入るとこう声を掛けられました。

『カーキ色をお探しですか?』

ボクがカーキ色の商品を触っていたからそう声を掛けてくれたんだと思います。

そしてこのお店は、アイテム別ではなくカラー別に商品がレイアウトされているからかもしれません。

その声がけのあとそう教えてくれました。

このスタッフは丁寧な仕草で感じが良かったです。

 

ただ、『カーキ色をお探しですか?』と問われても応える言葉が見つからなかった。

カーキ色は好きな色だけど、カーキ色を買おうと思って店に入ったわけじゃなかったから。

だから会話が続かなかったということです。

 

『今日は何をおさがしですか?』

以前、別のお店ではこんな声がけをされました。

『ジャケットをお探しですか?』

ボクがたまたまジャケットを触ったからでしょう。

ボクは別にジャケットを買うつもりはなかったのでこう答えた。

『いいえ』

そこで会話は終わり。

 

ひどいのはこんなのもあった。

『いらしゃいませ。今日は何をお探しですか?』

ボクはこう答えました。

『別に何も』

これもそこで会話が終わり。

 

お客さんはモノを買いに来るためだけにお店に入ってくるわけじゃない

お客さんはモノを買うためだけにお店に入ってくるわけじゃない。

『何か探してないとお店に入っちゃいけないのー?』

『あらかじめ買うもの決めておかなきゃならないのー?』

『そんなお客さんほとんどいないよー!!!』

ひねくれたボクはそう思ってしまいます(笑)

実際お店に入る時は、モノを買おうと思っているときだけではありませんよね?

『何かありそうだな〜』

『好きな曲がかかっていてなんか良い感じだな〜』

『なんかオシャレな雰囲気だしちょっと覗いてみよう』

そんな気持ちで入ることのほうが多いのではないでしょうか?

それでもお店に入ってくださるというのは、とってもありがたいこと。

入ってもらわないことには買っていただけません。アタリマエですが・・・

 

お客さんへどう声をかけるのか?

お客さんへ掛ける言葉。お店の人は仕事と思って当たり前のように声を掛けるのかもしれません。

しかし突然話しかけられたお客様は、極めて真面目に受け応えしてくださるものなのです。初めて話す人だしね。

 

だからお声がけする際は、なるべく会話の続きやすいお声がけが良いんじゃないかなぁ。

『こんにちは。そのジャケット素敵ですね!』『良かったらどこのブランドか教えてもらえますか?』

お客さんのファッションに興味を持って話しかけてから質問する。

そんな質問には、お客さんも答えやすいものです。

 

共通の会話が生まれるあとでは、距離がぐっと縮まります。

いろんな会話を楽しんだあとでは、お買上げしてくださる可能性もグッと高まります。

 

最初に掛ける一言って、大事ですよね〜。

 

 

The following two tabs change content below.

藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

この記事に対するメッセージを御願いします。
いただいた熱いメッセージが元気の素になります。
それを励みに進化した内容でブログを書き続けます。

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

コンサル依頼 セミナー・講演・執筆依頼

藤井雅範プロフィールPDF
セミナーやコンサルティングをご検討される際の資料としてプロフィールをA4にまとめました。ぜひご活用ください。
売上がUPするVMD購読メール
ここからメールアドレスを登録していただくと「売上がUPするVMDブログ」の新着記事の通知をいち早くメールで受信できます。ぜひご登録ください。
VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

  • Twitterfacebookgoogle+InstagramPinterest

  • 更新情報をメールで受信できます。

PAGE TOP ↑