マネキン、ポスター、チラシ、フェイスブック、どれにも使える『視線のテクニック』
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
昨日の記事で『マネキンの視線に注目しよう』という内容を書きました↓
お客様はマネキンをみたとき、そのスタイリングに注目したあと、視線がどう動くか?実は、そのマネキンの視線を追う場合が多い。だから、お客様に進んで欲しい先にマネキンの視線を向ける、というのもひとつのテクニック・・・。
そういった内容でした。
ポスターやチラシにも有効な『視線のテクニック』
昨日の話は店舗と言う空間でのお話。
実はこのテクニックは二次元上でも有効。
つまり、紙や映像といった媒体でも使えるんですね。
例えば、ポスターやチラシを作る場合。
顔をアップしたモデルの表情その視線の先に見せたいもの(商品など)を配置する、といったことです。
そんな構成なら、みている人が自然と見せたいものに目を向けてくれる、というわけです。
商品以外でもキャッチコピーや電話番号やURLを配置しても良いかもしれません。
フェイスブックの顔写真も視線に注意?
さらにはSNS上でも効果があります。
それは顔写真。
フェイスブックなら、投稿の画面の左上に顔写真があります。
顔、または視線を向かって右に向ける(投稿した文面の方へ向ける)ということです。
顔、または視線が内側に向いている方が、記事が読まれやすくなる、ということ。
視線はカメラ目線で、顔が内側に向いていてもOK。
逆に顔は正面でも視線が内側でも良いです。
記事が読まれやすくなるだけではなく、親しみも感じやすい。
意図を持つことが大切
ただし、外側を向けてはいけないということではありません。
顔を外側に向ける、または視線を外側に向けるのも意図を持って行なうと効果があります。
やや視線を外の方に向けると、奥ゆかしさや、はにかみ屋さん、と言った特徴を伝えることが出来る。
ややうつむき加減だと、アンニュイでものうげなムードを表現させることも可能です。
どういう風に見られたいか?
こういった意図を持って顔写真の向きと視線を考えてみましょう。
・・・・・そういうことです。
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