潜在顧客と顕在顧客。アプローチの仕方、変えていますか?
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
さて、昨日は『視線予測サービス』(VAS)に関して書きました。↓
結構反響をいただきましたよ。
やはり、皆さん広告物や店頭のVMDを科学的に検証するってことには興味があるんですね!
マーケティングコンサルタント田中みのる氏
さて、その視線予測サービスの日本の権威であるのが、マーケティングコンサルタントの田中みのるさんです。
田中さんは、『視線予測サービス』(VAS)の権威であるとともに、田中さん自身による効果の出る販促物の提案や、お客様に伝わるマーケティングのシナリオをテーマにしたセミナーは圧倒的な評価を得ている超人気のコンサルタントでもあります。
田中みのるさんのブログはこちら↓
潜在顧客と顕在顧客に届ける情報の違い
先日の田中さんのセミナーを聞いていてとってもうなずけるお話がありました。
それは『潜在顧客と顕在顧客に届ける情報の違い』ということ。
潜在顧客(将来的に顧客になる見込みのあるお客様)には、まず知ってもらう事、気付いてもらう事が大切。
発見、気づき、驚き「へーそうなんだ、これ欲しいかも?」と思ってもらう事!
顕在顧客(既に顧客、利用者となっているお客様)には、共感される事が大切。
承認、同意、満足「そうそう!わかってくれてるわ」と思ってもらう事!
ナルホド、ですよね!
VMDでも同じ!
だから、アプローチ方法が違うんですね。
VMD的にいえば、こんな事がいえると思います。
潜在顧客にはよりインパクトのある表現が大切。見せ方、ディスプレイでまず見てもらう事、足を止めてもらう事!顕在顧客にはより詳しい情報を表現しても見てもらえる。スタイリングや着こなしを丁寧に細かく表現する。少々長い文章のPOPやキャプションで説明するのもOK!
このように、対象とするターゲットが潜在顧客なのか?顕在顧客なのか?
それを理解してから具体的なアクションを起こす事が大切ですね。
今まで感覚的にわかっていた事が、田中氏のお話を聞いて整理されていきました。
・・・・・そういう事です。
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