再会が教えてくれたこと

藤井雅範です。

先日、偶然の再会がありました。
懐かしい笑顔。
少し照れながら「頑張ってるね」と声をかけてくれる。

再会とは、関係が続いている証拠かもしれません。

 

では、あなたのお店ではどうでしょう。

「また来ました」
その一言は、偶然でしょうか。

■ある店舗のお話

地方都市のアパレルショップ。
売上は横ばい。
客数も減少傾向。
特に課題だったのは再来店率が低いことでした。

ヒアリングをすると、
「接客は丁寧にやっています」
「商品力には自信があります」
そう皆さんおっしゃる。

現場に立って、僕が最初に感じたのは
“印象が残らない売場”ということ。

・入口でテーマが伝わってこない
・平台が在庫消化型になっている
・見せているスタイリングが「無難」
・POPが説明的すぎる

これでは印象に残りません。

お客様との再会が少ない店の共通点はここにあります。

■実施した改善は3つ

① 入口5秒の再設計

シーズンテーマ(ライフシーン)を絞り込み、
見せるカラーをメイン1色、サブ2色に限定。

マネキンスタイリングは“売れ筋”ではなく“象徴コーデ”に変更。

→ 入店率が向上。

② 平台を“ストーリー化”

アイテム編集をやめ、
用途別(ライフシーン)編集へ変更。

「週末デート」「通勤アップデート」など
シーン提案型に再構成。

→ 滞在時間が平均+2分。

③ POPの温度を変える

スペック訴求を削減し、
“共感ワード”へ置き換え。

例)
×「ストレッチ素材使用」
○「一日中、座ってもラクです」

→ フィッティング率上昇。

■3ヶ月後の変化

・再来店率&セット率:向上
・客単価:微増

特に大きかったのは
「前に来た時より、見やすくなりましたね」
というお声が増えたこと。

再会は、設計できる。

売場は、記憶装置です。

■優しさを構造にする

人を大切にする。
小さな優しさに気づく。

それは、

・迷わせない導線
・選びやすい編集
・声をかけやすい空気

こうしたVMDの積み重ねです。

精神論ではありません。
構造です。

もし今、

・売上が停滞している
・再来店が弱い
・接客に頼りきっている

そう感じているなら、
売場に改善余地があります。

偶然の再会を、必然にする。
感情を、数字に変える。

それが僕のVMDコンサルティングです。

再会が増える店を、
一緒に設計しませんか。

 

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