アパレル・食品店も必見! 『斜め陳列と空間演出』で実現する異業種物販の VMD 改善ロジック
こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
このブログを読んでくださっている方には、ファッションだけでなく、色々な物販店の方がいらっしゃいます。
多くの飲食店やサービス業の物販コーナーは、『ついで』で展開されがちで、その売り場効率は非常に低いのが現状です。
しかし、この『ついで買い』のポテンシャルを引き出す VMD を適用すれば、コストをかけずに安定した第二の収益源になります。
今日は、私がコンサルティングで実際に売上改善に繋げた事例をご紹介しますね。
最初の写真。
この写真は、壁面に沿って展開されている食品の一番奥の部分です。
ポイントは
・少し斜めに角度をつけること。
・高さをつけること
こうすることで、目につきやすくなるとともに、お客様の手に取りやすくなるのです。
次の写真。
こちらは先ほどの手前部分になります。
こちらは
・カテゴリーごとに分けて配置する
・少し高さを出すと共に、空間もとって、何を置いているのか?
分かり易くなるのです。
次の写真。
こちらも先ほどの手前部分になります。
こちらも先ほどと同じく
・カテゴリーごとに分けて配置する
・少し高さを出すと共に、空間もとって、何を置いているのか?
分かり易くなるのです。
最後の写真。
こちらは先ほどの壁面の一番手前の部分です。
こちらは
・前後に奥行きをつける事で、見易くなる
・空間が広がり、ゆとりが出来て手に取り易くなる。
まとめるとこうなります。
|
既存の改善ポイント |
VMD的ロジック(購買心理への影響) |
|
斜めに角度をつける |
【視認性と回遊性】 お客様の動線に対し、商品の正面を向かせ、 |
|
高さをつけ、空間をとる |
【価値訴求と選びやすさ】 商品に特別感を与え、「雑然とした安売り品ではない」 |
|
カテゴリーごとに分ける |
【情報整理】 **『何がどこにあるか』**を瞬時に理解させ、探すストレスをなくし、 |
|
前後に奥行きをつける |
【ゆとりと選びやすさ】 陳列に「リズム」を生み出し、密集感を解消することで、 |
VMD改善ロジック
これらのテクニックは、お客様の『無意識の購買行動』に働きかけます。
斜め陳列で『商品を目に飛び込ませ』、高低差と空間で『この商品は価値が高い』と認識させ、ストレスなく手に取れるゆとりを生むのです。
Before&Afterで見比べてください。
こういった、ちょっとした事でお客様の目を惹き、売り上げアップに繋がるのです。
あなたの店内の物販コーナー(または本業の売り場)も、実は VMD のちょっとした工夫だけで、収益を大幅に改善できる可能性があります。
難しい事項があればご相談くださいね!
写真をお送りいただくだけで、即効性のある改善点をご提示する『クイックVMD診断』をぜひご活用ください。




この記事へのコメントはありません。