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そのトルソーの配置、商品の魅力を半減させていませんか? VMDコンサルタントが教える『集客と販売促進』のための道具論

こんにちは!

VMDコンサルタントのMATTこと藤井雅範です。

今朝も冷え込みました!

芦屋川のカモ達も寒そうです。

さて、アパレルを扱うお店では、商品のスタイリングを見せるのに、マネキンやトルソーがよく使われていますね。

マネキンとトルソーは、単なる『服を着せる道具』ではありません。

それぞれ『コンセプトの伝達』『販売効率の向上』という明確な戦略的な役割を持っています。

これらの役割を混同すると、伝えるべきブランドのイメージがブレたり、売り場が雑然として『買いづらい』空間になり、大きな機会損失に繋がります。

 

マネキン

そもそもお洋服とは、人間が着る事を前提として作られています。

なのでマネキンは実際の人間の様に、洋服を着こなす事が出来ます。

手がついているので、腰に当ててポーズを取ったり。

足があるので靴を履かせてみたり。

頭があるので帽子やサングラスをかける事も可能です。

さらには、実際にメイクを施す事も可能だし、ヘアースタイルの提案まで出来てしまいます。

 

トルソー

トルソーはボディだけなので、きちんと着せる技術がないと、肩がずれて見えたり、袖が伸びて見えたりしてしまう事もあります。

また、マネキンと違って帽子を被せたりする事にもテクニックが要ります。

棚の上で展開する時も、詰め込んで置き過ぎたり、隣の商品とテイストが違い過ぎると、商品がよく見えません。

そしてIP(売り場)自体が雑然とした印象を与え、商品の価値を下げてしまいます。

ツール

特徴の強調

VMD的戦略の位置づけ

マネキン

「リアルな着こなし
(ポーズ、小物)が可能」

VP(見せ場)や PP(ポイントプレゼンテーション)でのブランドコンセプトライフスタイルイメージの強力な訴求。集客機能に特化

トルソー

「高さが変えられ、売り場に組み込みやすい」

IP(売り場)での販売促進陳列効率の向上。購買率に貢献。
ただし技術(テクニック)が必要。

マネキンとトルソー。

その特徴を知り、自分のお店やブランド、見せる場所に応じて使い分けていきましょうね。

特にトルソーは、売り場との調和や着せ方の『技術』が売上に直結します。

あなたの店では、マネキンとトルソーが、それぞれ集客と販売促進という『役割』を最大限に果たしていますか?

道具の選び方だけでなく、その戦略的な運用技術について、VMDのプロにご相談くださいね!

 

12月21日(日)・22日(月)の二日間、東京へ行きます。交通費を大幅に抑えられるチャンスです!

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