『あなたのお店に入りたい』と言わせる VMD 術。 『選ばれる理由』を店頭で表現する際のチェックポイント!
こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
あなたは、より売り場を魅力的に見せるために、商品や什器のレイアウトを工夫されていますか?
えっ?、そうしているのにお客様が入って来てくださらないって??
あなたのお店の周りにも、たくさんのショップがありますよね。
よく見ると、扱っている商品はそれほど大きな違いは、ないのではありませんか?
お客様は、どのお店に入っても構わないし、どのお店にも入らずに素通りなさるのも自由です。
それなのになぜ、あなたのお店に入らなければならないのでしょう?
この問いに答えられない店は、同質化の罠にハマり、集客力を失っているかもしれませんよ。
お店に入って来て欲しければ、『あなたのお店にしかない、独自性を表現すること』。
つまり“VMD”で『選ばれる理由』を店頭で強く訴求することが不可欠なのです。
VMDチェックリスト:選ばれる理由を表現できていますか?
このチェックリストは、あなたの店の『独自性』を『入店したい理由』に変えるための項目です。
お店の外へ出て、お客様の目線、動線でチェックしましょう。
◻︎VPは、『あなたのお店独自のコンセプトやテイストを表現できているか』をチェックする最重要項目です。
VP(ショーウインドウなどのお店の顔となるディスプレイ)にインパクトがありますか?
→メインのディスプレイのグループでは、使われているカラーを3色以内に絞り、カラーインパクトをつけましょう
→スタイリング同士のテイストを合わせましょう
→ボディ(マネキンやトルソー)の塊りを作ったり、高さの変化を出したりして、迫力を出しましょう
→スポットライトを調整しましょう
◻︎ファサード(お店の顔、前面)に什器やトルソーが並んで通路幅が狭くなっていませんか?
ここでは『店内に魅力的な商品(独自性)がある』という期待感を、ストレスなく奥まで持続させるための動線設計がされているか?をチェックします。
→店頭から奥へ向かう通路幅が路面店やショッピングセンターなら1.5メートル以上、駅ビルやファッションビルなら1.2メートル以上とり、奥へと回遊できる様にしましょう
◻︎背の高い什器やバナー(天井から吊ってあるタペストリーなど)で奥への見通しが悪い、奥に置いてある商品がわからなくなっていませんか?
→ファサードから奥に向かって、徐々に高くなるように什器のレイアウトを調整しましょう
→奥への見通しを阻害しているバナーがあれば外す、または位置を変更しましょう
こういった項目をチェックしてみてくださいね。
しかし、このチェックリストで店頭を整備しても、『独自性(選ばれる理由)』そのものが曖昧では、お客様は振り向いてくれません。 あなたのブランドの『核』となるコンセプトを明確にし、店頭の VMD で『唯一無二の選ばれる理由』として表現する戦略が必要です。 あなたのお店の具体的な改善方法と『独自性 VMD 戦略』を詳しく知りたい方は、ぜひご相談くださいね。

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