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売れないのは商品に価値がないからではない! VMDコンサルタントが教える『商品の価値伝達度』を120%にするチェックリスト

こんにちは!
店舗コンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。

前回このような記事を書きました。
『まず質問です。お店の売り上げ、アップさせたいですか?』

 

前回の記事では
『僕は毎日のように、いろんなお店を見て歩いています。もちろんファッションだけではありません。そしていつも感じることがあります。それは「あ〜、もったいないなぁ・・・」ということ。』
そしてその対策を書きました。

お客さんの目線で見て魅力的なお店に見えているか?ということを書いたんですね。
しかしながら、店舗の持つ『致命的な違和感』は、オーナーやスタッフにとって『見慣れた日常』になっているからなかなか気づかない、という指摘をさせていただきました。

店舗の持つ『致命的な違和感』を解消するということは、突き詰めれば『お客様が知りたい商品の価値を、曖昧にせず、店頭でわかりやすく伝える』ということなんです。お客様は商品に興味を感じても、『どうやって買えば良いのか?』がわからなければ、購買行動へと動いてはくれません。
今回は、その購買行動への導線を確実にするための具体的なチェックポイントを深掘りします。

アパレルの店舗を例に書いてみますね。

◻︎キレイに飾られているディスプレイ。すぐその近くに、実際にお買い上げいただける商品が陳列されていますか?

◻︎下げ札やPOP、又は実際の陳列で、展開サイズ、カラーバリエーションが表現されていますか?

◻︎POPやキャプションを活用していますか?→商品の機能性やコーディネート、使い方を書いてみましょう。

◻︎どんな商品も同じ畳み方になっていませんか?→よりその商品のデザインがわかりやすい畳み方に変えてみましょう。

◻︎試着しやすい環境ですか? 陳列されている場所の近くに、ミラーや手荷物を置くスペースはありますか?

◻︎スタッフが着用しているのは、今実際に売っている商品ですか?

このような工夫をしっかりと行うことで、より商品の価値を伝わりやすくなるのです。

さて、ここで一度立ち止まってください。
あなたはこれらの項目を『できている』と判断しましたか?
しかし、実は『できているつもり』が最も危険です。
例えば、『POPを活用しているか?』の答えがYESでも、そのPOP自体がお客様の興味を引く価値を伝えられていないなら、それは『もったいない状態』のままです。
プロの目線は、その『できているつもり』の違和感を見抜きます。

まずは客観的な視点で“商品の価値が伝わりやすくなっているか?”を確認してみましょう。 これらの簡単なチェックリスト一つ一つが、実はVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)という体系的な戦略を構成しています。
あなたの店舗の『商品の価値』を最大限に引き出し、確実に購買へ繋げる VMD 戦略を構築しませんか?
難しければ、『できているつもり』の違和感を見抜くプロの目線で、ぜひお気軽にご相談くださいね!

 

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