“ファッション企画実習”は“自伝的な作品集作り”
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
大学での気づき
大学での後期の講義・実習が終了しました。
学生と話しているうちに感じたことがあります。
それは
『学生たちは“気づき”のアンテナの感度が良い。我々はそのアンテナが興味を示す“ヒント”を与えてあげることが大切。』
ということです。
ファッション企画実習
担当させてもらった『ファッション企画実習』の時間。
そこで作ってもらう作品。
そこにはファッションのデザインラインナップだけが作品ではありません。
自分という人間に課された“タスク(役割、立ち位置)”に目を向け、そこから“ビジョン”を描きます。
その中で自分が持つ“独自性”に気づきます。
そこから“デザインコンセプトを発見する”という流れがあります。
ファッション企画はストーリー重視へ
独自性を踏まえたデザインコンセプトが発見できたら、次に“世界観やストーリー”を練ります。
それができて初めて、デザインラインアップに取り掛かるのです。
それはファッションの企画というものが、『機能性やスペック(仕様)重視のファッション企画から、ストーリーや世界観重視のファッション企画へ』と進化してきているから。
そうして、デザインライナップだけではない、自分のタスク・ビジョン・独自性を含めた、いわばポートフォリオ(自分自身の実績やスキルをアピールする作品集)形式の企画書、これがファッション企画実習で作り上げる作品なのです。
そしてそれを、みんなの前で全員がプレゼンテーションします。
これはその人を表現する自伝的な作品集とも言えます。
表紙・装丁からもちろん中身まで、世界に二つとないオリジナリティあふれる作品になります。
これは大学の実習課題というだけでなく、就職や転職への応募、仕事をしていく上での頭の中のアイディアの整理(視覚化)、そして作ったポートフォリオを進化させ新たな場で活用するという可能性もあります。
今年も学生たちはオリジナリティ豊かな作品集を作ってくれました。
作っていく過程で、自分という存在への新たな気づきがあったようです。
さらに、他の学生の作品を目にして気づきや刺激も受けとる。
ファッション企画実習では、学生たちの“気づき”のアンテナが興味を示す“ヒント”を与えてあげることが出来た、そう思います。
学生の皆さんへ
今回作った作品集、これから活用&進化させていってくださいね!
みんなのこれからの活躍、楽しみです!!!
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