VMD表現、クリエイションする際の基本とは?
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
商品と向き合う
VMDの基本の基本は一点の商品の良さ、これを引き出すことから始まります。
その商品の魅力。
色、素材、デザイン、ディティール、縫製、副資材・・・・
一点の商品と向き合い、その良さはどんなものがあるのか?
そのうちのどこをアピールすれば伝わりやすいのか?
そこを理解することから始まります。
例えば、ふつうに陳列されていれば見えない、裏地。
これがとってもキュートなチェックで良い雰囲気。
それを表現する陳列はどうしたら良いのか?
例えば、ジャケットのの袖。
本切羽(本開き)で、ボタンとステッチの雰囲気がとても良い。
それを表現するにはどう見せれば良いのか?
一見、肉厚であったかそうなウールのジャケット。
でも一重仕立てで、素材もふんわりととっても軽くし上がっている。
それを表現するにはどのようにハンギングすれば良いのか?
そういったことを商品から感じとり、熟考する。
VMDの表現、というものをクリエイションする基本、それはまず商品とじっくり向き合うことにあります。
これを基本に、大きく表現を膨らませてゆく・・・
実はこれは、とっても楽しい作業でもあります。
今日の話は、少しマニアックでしたね。
・・・・・そういうことです。
この記事へのコメントはありません。