動きのある店にお客さんは集まる?!
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
『どうも店の反応が悪くなったなぁ』
『お客様が素通りされるなぁ』
『店を見てくれていない気がする・・・』
こういったことを感じたことはありませんか?
そしてそんな時、どう対応していますか?
- メインのディスプレイを変えること(見せ方、位置)
- フェイスの角度を変化させること
- 店内への動線を作ること
- 壁面に魅力をつけること
こういった工夫で改善させることができるのです。
例えば・・・
メイン動線からの見え方
以前はVP(メインのディスプレイ)を入り口近くに設置、
どんなお店なのか?を見せて表現することに重点を置いていました。
今回は季節的にタイムリーな商品をネストテーブル(雛壇)で配置。
“見せ場”を“売り場”へと変更したわけですね。
『まず、触ってもらう』ことで、その商品の特徴である素材感を伝えることにしました。
配置のポイントはテーブルの角度です。
導線に対して斜めに受けることで、自然と触れやすく提案することができます。
その右には傾斜のラックで商品がハンガーにかかっています。
畳まれていたのと同じ商品がハンガーにも。
連動させることでハンガーも触ってもらえる。
するといつの間にか、一歩足を店内に足を踏み入れているのです。
こうなると、さらに店の奥へと誘導されやすくなります。
開口部を広げる
次に店内動線から左を見た部分です。
以前は棚が二つ並んでおり、その間にラックも配置されていました。
今回は、左のラックは斜めに角度をつけて、ラックとマネキンのステージの間も広げてみました。
そして奥の壁面です。
以前はタンクトップが高い位置にディスプレイされていましたが、手にとって触れられる高さではない。
下の棚にも薄く畳まれていて訴求力は薄い。
触れる魅力が少ないと奥へは進んでもらいにくいのです。
なので触れる高さでハンガーに掛けて少しボリュームを出すことにしました。
これで奥へと足を進めてもらいやすくなるんですね。
こういった変更により、以前よりお客さんが商品に触れてくださる。
店内、壁面まで入ってくださる。
結果、お買い上げされる確率(購買率)の増加が見込めるようになるのです。
動きのある店にお客さんは集まります。
お客さんの反応が鈍くなればフェイスチェンジをしましょう。
この記事を参考にしてくださいね。
この記事へのコメントはありません。