洋菓子店のVMD|お買い物を更に楽しんでもらうために!
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
先日芦屋の駅前で買い物をしました。
JR芦屋の駅ビル『モンテメール』には洋菓子店が充実しています。
大丸芦屋店の1Fやモンテメール本館の3F。
特に今のシーズンはクリスマス向け、お正月向けと見た目を楽しませてくれる表現が豊かです。
老舗から新顔まで、見ているだけで楽しい!買い物中に目移りしてしまうほど。
昔から芦屋には街角には洋菓子店が点在していました。
ぞれぞれのお店で特徴があり、芦屋の住民は用途で使い分ける傾向もあった。
洋菓子やケーキが似合う街だったんだと思います。
さて、前回前々回とファッション以外のお店のVMDについて書きました⬇
今日は“洋菓子店のVMD”について書いてみようと思います。
洋菓子店でも同じ!
結論から言うと洋菓子店でもファッションのお店でもVMDの考え方は同じです。
・誰に
・何を
・どのように
これを意識して店頭を組み立てることなんです。
どんなときに洋菓子を買いますか?
洋菓子を購入する時の購買行動を考えてみましょう。
誰に
自分自身のためということももちろんあるでしょう
でも多くは家族へのおみやげ、あるいは手土産や差し入れ、ちょっとしたギフトといった用途だと思います。
何を
「お菓子に決まってるやろ!」そう言われてしまうかもしれませんね。
ではお菓子に何を求めるのか?
自分だけのためだとしたら味の優先順位は高いです。
しかしそれ以外の用途の場合、ヴィジュアルが重要!
ヴィジュアルとはお菓子自体の見た目やパッケージのデザインです。
購入のきっかけを考えると味よりも優先順位が高いのではないでしょうか?
そう考えると美味しい“味”を提供するとともにステキな“ヴィジュアル”を提供するとも言えるでしょう。
どのように
路面店ではショーウインドウが、大きな売り場ではショーケースの前にテーブルの見せ場が。
店によっては実際の製造現場をお客さんから見えるようにしていたり・・・
こういったものがその店を選ぶきっかけになります。
そして大抵のお店ではショーケースがあり、その見せ方によって購買するか否かが決まっていくことでしょう。
・ショーウインドウやテーブルの見せ場➡VP
・注目アイテムを表現するショーケース内のディスプレイやコメント入りのPOPやポスター➡PP
・商品とともに商品名と価格を書いたキャプション➡IP
この様な流れで何を買うか?を決めていくことになります。
洋菓子店のVMDで気をつけたいこと
長いショーケースにたくさんの商品が並んでいいると選ぶのに時間がかかるものです。
ですので、IPの間にPPを挟み込んで見せ場を作ることで見やすくなります。
また人気商品の前にはお客さんが集まって、肝心のショーケースが隠れて他のお客さんの目に入らないことも。
人気商品は複数箇所で展開することで効率の良い販売に繋がります。
さらに注文を終えたお客さんはショーケース以外の場所へ誘導するなどのお声がけをすることでショーケースが活きてきます。
いかがですか?
洋菓子店でもVMDは重要です。
お客さんが楽しみながら快適なお買い物が出来るようにVMDを見直してみてくださいね!
以前書いた“ケーキ屋さんのVMD”に関する記事です。
合わせて参考にしてみてください⬇
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