なぜお客さんが他の店に流れてしまうのか?
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
ブランディング、店舗環境、ディスプレイ、SNS活用・・・
あなたのお店の価値を高く伝える、表現のお手伝いをしています。
顧客さんがお店に来なくなる原因は5つあります。
1.お店のことを忘れてしまう
2.お店に飽きてしまう
3.他のお店に流れてしまう
4.応対における人的ミス
5.引っ越しや入院、お亡くなりになるなどの物理的要因
この5つです。
前回、前々回で1.お店のことを忘れてしまう 、2.お店に飽きてしまう というお話を書きました。
今日は3番目。
“他のお店に流れてしまう”ということについて書きます。
新しい商業施設ができた!
話題のお店がオープンした!
そんな時は見に行きたくなるものです。
みなさんだってそうですよね?
やはり気になるし、話の種にもなる。
だから見に行って当然なのです。
普段はあなたのお店でお買い物しているお客さんが、そこでお買い物するかも知れない。
それは良いんです。
なぜならば、必ずあなたのお店に帰ってきてくださるから!
ある場合を除いたらね・・・
お客さんが帰ってきてくれない場合とは?
あなたのお店に独自性はありますか?
独自性とは
- とても居心地が良い店舗環境。
- お客さんの趣味趣向ライフスタイルを理解し商品をセレクトしている。
- つい覗きたくなるようにディスプレイが頻繁に変化して目を楽しませてくれる。
- SNSやニューズレターでお客さんといつも交流している。
- お客さんがあなたやスタッフのファンである・・・
このようなことです。
新しく出来たお店が、安くて、品揃えも豊富で、便利な立地だとしても大丈夫です。
一時的にそちらでお買い物されたとしても必ず帰ってきてくださいます。
あなたのお店に独自性があれば。
しかし、それがなければ“他のお店に流れてしまう”という現象が起きます。
たとえばあなたのお店が、安くて、品揃えも豊富で、とっても便利な立地だとしましょう。
もしお客様に選ばれる理由がそれだけだったとしたら、それを上回るお店が出てくれば当然そちらに流れてしまいます。
そして帰ってきてくれなくなる・・・
安くて、品揃えも豊富で、便利な立地が悪いわけではありません。
そのほうが良いに決まっています。
ただ、それ以外の独自性を持つことがリピーター〜ファンになってもらう上でとても大切なこと。
そういうことです。
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