商品だけでなく思い出を提供しましょう!|リアル店舗
こんにちは!
藤井雅範です。
あなたは今までで一番記憶に残るお店はどこですか?
そこでの思い出ってなんですか?
『ミッチャン』での思い出
ボクもいろんなお店で思い出があります。
とても幼いころの記憶では三宮センター街にあった『ミッチャン』というお店。
舶来物(最近使わない言葉 笑)のお店です。
見たこともない外国のお菓子、雑貨、化粧品、アクセサリー、バッグやスカーフまでありました。
パッケージとディスプレイの魔力
とっても狭いお店だけども、壁にもショーケースにもギッシリと商品がディスプレイされていてね。
子供の頃はもっぱらお菓子を観ていた。
親たちは店の奥にある化粧品や雑貨を物色していて、その間ずっとボクは入口付近のお菓子を飽きずに眺めている。
いや、お菓子そのものではなくパッケージやディスプレイを観ていた、と言っても良いかも?
観ているだけで楽しいんです!
外国のお菓子やそのパッケージって、ホント見ているだけでイメージが豊かにかきたてられる。
「コレめちゃ美味しいんじゃないか?」ってね。
そして実際食べてみると、そうでもない(笑)
ジェリービーンズ!
パッケージだけでなく、実際の見た目も興味がそそられます。
そんな代表格はジェリービーンズかな?
まるでウインナーをそのまんま小さくしたような形のカラフルなお菓子です。
色とりどりのキュートな姿を観ていると、その味覚に対する妄想が頭の中でグルグル回り始めます。
まるでメリーゴーランドのように。
ジェリービーンズは流石に欲しくなって、おねだりした記憶があります。
でもね、食べると大して美味しくはないんですよ!
見た目はとっても魅力的なのに!(笑)
それだけ魅力的に見える外観だったんですね。
ジェリービーンズ以外のお菓子も、とっても美味しそうでした。
ギッシリならんだパッケージとディスプレイの魔力です。
お店の人に怒られてもずっと観ていていたくなる空間でした。
リアル店舗での購買体験
今はECでなんでも買えます。
舶来品でも国産品でも。
お菓子でも雑貨でも化粧品でもスカーフでも。
しかも安い。
美味しいものを食べるのに、出掛ける必要もなくなってきました。
食べ物の宅配も充実してきたから。
『出前館』なんかを利用すると、宅配できないジャンルの食べ物が見当たらないくらい。
でもね、記憶に残る思い出の殆どは、やはりリアル店舗での購買体験に基づいています。
だからリアル店舗では、お客様に良い購買体験をしていただく。
記憶に残るような、思い出になるようなお買い物をね。
記憶に残るような、思い出になるようなお買い物。お客さまに提供できていますか?
リアル店舗に携わっているのなら、そこを目指しましょうね・・・
この記事へのコメントはありません。