『シンクロニシティ』って、たしかにある・・・|VMDセミナーin芦屋&東京
昨夜はVMDセミナーin東京。
良いムードで盛り上がったセミナーでした。
芦屋〜東京と2週続いた今回のセミナー。
自主セミナーとしては初めてゲスト講師を迎えての試みでした。
わずか半年で7万人のフォロワーを獲得した、人気インスタグラマーの西岡健斗くんがゲスト。
僕がモード学園で講師をしていた時代の元教え子です。
彼の講演内容がすごかった!
- インスタは“憧れ”の世界から“共感”“共有”の世界へ進化してきている
- インスタのアカウントを育てる上で必要な特性・独自性・統一感・触発性・有益性・双方向性・共感性の6つ
- リアル店舗がインスタグラムを活用するメリットは・イヴェント告知(ストーリーズ)・イメージ訴求(フィードの統一感)・オムニチャネル(インスタからECへ、店舗へ)
- 企業はインスタグラマーに“売る力あがあるのか?”を見極めて発注する事。フォロワー数だけで見てはいけない。
- 本質は、自分の好きなことを有益な情報に置き換えて投稿する。過去の自分や誰かに向けて書いてみること
単にインスタグラムに詳しい23歳の青年ではありません。
もはやSNSコンサルタントの粋に達していました!
実は1回食事しながら話した程度で、込み入った打ち合わせはしていません。
なのにとても不思議なことがいくつも起こった。
よく『シンクロニシティ』っていう言葉を耳にします。
偶然の一致や、なにかの力で引き寄せられたりすること。
今回はまさにそれが連続したのです。
偶然の発見
そもそもモード学園時代、僕はVMDの講義を週に2日程度彼らに行っていました。
当時はその中の一学生と講師の関係。
僕は講義の中でもVMDとSNSについて話していたので、学生たちがどんなSNS投稿をしているのか?には興味があった。
でも実際SNSを上手く活用している様な学生を見つけることは出来なかった。
その中で、ちょっと情緒的な、僕の琴線に触れる投稿をみつけた。
それが西岡くんのインスタをフォローするきっかけ。
『学生時代に講師が教えてくれた“風の歌を聴け”という小説をよんでみた。その一節がとても気に入った。もっとしっかり講義を聞いておけばよかったよ・・・』そんなニュアンスの投稿。
この講師が僕のことだというのはすぐにわかりました。
講義の中でも“村上春樹”や“風の歌を聴け”についてよく話していたから(文学ではなくファッションやVMDの講義で、です 笑)
これは実は、まだ西岡くん本人にも言っていないお話。
もちろんそれは嬉しい投稿。
当時彼は特段注目すべきリプライ数やフォロワー数を獲得していたわけでもなかった。
だけどその文章表現に彼らしいナイーブな感性を感じたんです。
もうその投稿は削除されて、見ることは出来ないけれど・・・
目をみはる進化
それ以降、彼の投稿は日に日に進化していったんです。
コンバース、中でもチャックテーラーCT70をキーにしたファッション投稿。
その撮影手法の進化、投稿内容の進化が目覚ましかった。
すごいな!と注目し始めると、いつしか万を超える数のフォロワー数に。
そして新しく立ち上げたライフスタイルアカウントでは、わずか半年で7万人のフォロワーを獲得。
すっかり人気インスタグラマーとなりました。
もう目が離せなくなり、僕も彼の影響でミニブログ風のアカウントを初めたのです。
いつの間にか教え子に教えを請う、というしあわせな立場になりました。
そして西岡くんの事例を
『僕のセミナーに来てくれる経営者の皆さんにも聞かせてあげたい!』
そう思うようになり、今回ゲスト講師として参加してもらったのです。
セミナー内容でのシンクロ
僕が『POPやソーシャルメディアでは、お客さんに売り込むのではなく有益な情報を発信しよう』
といえば、彼は『フォロワーに“保存”されるような有益な内容の投稿を』と話す。
僕が『店頭の見え方からメディア発信まで一貫性が大切・仕事を楽しく成功させるには独自性を持とう・お客さんに共感される店頭表現や発信を』といえば、彼は『インスタのアカウントを育てる上で必要な特性は・独自性・統一感・触発性・有益性・双方向性・共感性の6つ』と話す。
僕が『悩んだり迷ったときは、10年後の自分なら今の自分になんて声をかけるか?と思いを馳せている』といえば、彼は『3年前の未熟だった自分に向けて有益な情報を発信している』と話す。
なんていうシンクロ。
本質的な部分は見事に合致している!
ほとんど、いや全く打ち合わせらしいことはしていないのにね~
今回のセミナーは、なにかに導かれるように実現した気がします。
そして届けるべき人に向けてしっかり届けられた内容になった、と自負しています。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
そして西岡くん、良い経験でした。
ありがとうね!
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