ターゲットが絞れなければ共感されないのです・・・

公開日: VMD


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

写真はイメージです

スーパーブランドのバッグに全く価値を感じない人もいる

たとえば、とても目立つ場所にあるショーウインドウ。

しっかり三面が壁に囲われていて、照明もきれいに当たっている。

そこに、スーパーブランドのバッグがディスプレイされている。

バッグパネルの黒に映える白いバッグ。

ツルンと光沢のある本体のレザー、キラキラと反射する金具。

マーブルのテーブルの上でぽつねんとたたずんでいる。

 

この商品を見て「あっ素敵だな」そう思う人も多いことでしょう。

でも、全く興味を感じない人もいる。

 

どんなにキレイにディスプレイしようとも、どんなにインパクトがある表現を使用とも興味のない人にとってその商品は価値はないのです。

おそらく、小さな子供やファッションに興味のない一部の男性から見れば、スーパーブランドのバッグも、合皮のファストファッションブランドのバッグも大差なく見えるのです。

 

ターゲットは絞れていますか?

そう考えると、ショーウインドウでディスプレイする意味が見えてくるように思います。

予めその商品に興味の有りそうな人に対して、さらに興味を惹き付ける。この場合なら効果は高い。

誰彼なしに興味を持ってもらうのは不可能だし、あまり意味はない。

 

そうするとターゲットが絞れてきます。

その商品に興味がありそうな人に共感される見せ方をするのです。

ショーウインドウの背景や設定に凝っている表現をよく見かけますよね?

パリやニューヨークと言った街なのか?

40年代50年代と言った時代なのか?

はたまた様式なのか?

そういうものから連想して、一点の商品に対するイメージが膨らんでいく、価値が高く伝わっていく。

だからそんな表現がなされるのです。

 

ターゲットが絞れないとそんな表現は出来ないし、効果も期待できません。

素材などのスペック(性能・仕様)を表現するしかない。

判断基準がそれだけだと、同じスペックなら判断基準は、価格の安い方となってしまいます。

 

さて、あなたの商品に興味のあるのはどんな人ですか?

 

 

The following two tabs change content below.

藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

この記事に対するメッセージを御願いします。
いただいた熱いメッセージが元気の素になります。
それを励みに進化した内容でブログを書き続けます。

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

コンサル依頼 セミナー・講演・執筆依頼

藤井雅範プロフィールPDF
セミナーやコンサルティングをご検討される際の資料としてプロフィールをA4にまとめました。ぜひご活用ください。
売上がUPするVMD購読メール
ここからメールアドレスを登録していただくと「売上がUPするVMDブログ」の新着記事の通知をいち早くメールで受信できます。ぜひご登録ください。
VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

  • Twitterfacebookgoogle+InstagramPinterest

  • 更新情報をメールで受信できます。

PAGE TOP ↑