商品量の多い時、少ない時


VMDコンサルタントの藤井雅範です。

お店の大きさ、展開できるスぺースに応じた、計画的な仕入れを行なってますか?

それが出来ていたとしても、シーズンの端境期や納期遅れ、シーズン性による一点の商品のボリューム感の違いなどで、同じ量を展開しても、ギュウギュウに見えたりスカスカに見えたりしますね。

魅力的な量感を維持するためには?

お客様にとって、ギュウギュウ過ぎても選びにくいし、スカスカでも魅力的に見えないものです。

でもVMDのテクニックで、ある程度のカバーは可能なんですよ。

ハンギング

ハンギング

・ハンギング編(ハンガーバーに掛かっている状態)量が多い時

→スリーブアウトを増やす。畳めるものはテーブルや棚へ移動。サイズ展開を絞り込む。

 

・ハンギング編(ハンガーバーに掛かっている状態)量が少ない時

→フェイスアウトを増やす。畳んであるものの在庫分をハンギングする。コーディネートできるバッグやストールをSカンなどで一緒にハンギングする。

 

フォールデッド

フォールデッド

・フォールデッド編(テーブルや棚に畳まれている状態)量が多い時

→小さいサイズに畳み直す。ハンギング出来るものはハンガーバーへ移動。サイズ展開を絞り込む。

 

・フォールデッド編(テーブルや棚に畳まれている状態)量が少ない時

→大畳みにする、または姿畳み(全て広げた状態)にする。ハンギングしているものの在庫分を畳んでみる。コーディネートできるバッグやストールや靴を置く。

意図的な仕入れが大切

このようにすると見た目の量感はある程度一定に保たれます。

何れにしても、仕入れるものにメリハリをつけたバイイングをすることが大切です。

仕入れる総型数は展開スペースよりやや少ない目にする

そして売れそうなもの、売っていくものはしっかり在庫の奥行きを持つ

その上で、上記の様なテクニックを運用することで、一定量の見え方の展開が出来ます。

このようなことも、お客様にとって快適な店舗環境を作るためのひとつです。

当然、在庫回転の効率、販売の効率を良くする観点からもこのような考え方は有効。

・・・・・そういうことです。

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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VMD基本用語説明

VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジング→ お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”。そのシステムのことをさす場合もある。

VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション→ そのお店のMDの特徴やコンセプトを表現すること、またはそのスペースのこと。一般的にはお店のファサード(入り口、通路面のお店の顔の部分)にあるショーウインドウやステージ上で数体のスタイルをまとめてみせる場合が多い。

IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション→ IPされている商品群をピックアップして、着こなしや着回し使い方を表現すること、またはそのスペースのこと。いわゆるPOPもこのPPの一部に分類されます。

ファサード:お店の顔→ そのお店の外部の通路に面した部分をさします。特に、入店客数に影響を与えるスペースでもあります。

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