VP:ヴィジュアル・プレゼンテーションについて
こんにちは。
穏やかな休日の午後・・・
ボクはこのブログを書き終わったら、泳ぎに行きます。
いい天気だし、きっとアウトドアプールが気持ち良いだろうな・・・
今日は、
VP:ヴィジュアル・プレゼンテーションについて
VMD:ヴィジュアル・マーチャンダイジングを構成する要素に
VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション
IP:アイテム・プレゼンテーション
PP:ポイント・オブ・パーチェス・プレゼンテーション
この三つがあります。
今日はこの中で「VP:ヴィジュアル・プレゼンテーション」について、綴ってみますね。
先日、あるお店で入店率を調査しました。
お店の前に一定時間立ち続けて、店前の通行量を計り、お店に入店される方の人数を計ります。
入店率はおよそ20%弱。
店前通行量がとっても多い場所にしては、良い数字です。
しかし、定性要因として気になることが・・・
この店には、立派なショーウインドウがあります。
それなのに、そのウインドウを見て、立ち止まられる方や、ウインドウを見て入店される方がいらっしゃらない、と言うことです。
そこで、ショーウインドウのディスプレイを変更しました。
それまでは、そのお店の売れ筋、一番を使ったスタイリングと、二番を使ったスタイリングが並列に並んでいました
さらに、テーブルをウインドウに入れ、小さなアクセサリーを見せていました。
それらのアクセサリーは、マネキンのスタイリングとは相容れないものでした、残念ながら・・・
そこでウインドウのディスプレイを変更しました。
素材のキーはデニムに設定。
カラーのキーは、インディゴ、ピンク、ホワイト。
着こなしのテイストは、リッチカジュアル。
小さなアクセサリーとテーブルは撤去。
逆にマネキンを一体増やし、全部で三体に。
構成も並列から、奥行き間のあるものに変更。
シーンを感じさせました。
全てのスタイリングにヘアアレンジを施し、腕には、スタイリングに合った関連アイテムや雑貨を持たす・・・
こうすることで、入店率はアップしました。
また、この店には入り口が二つあります。
ディスプレイ変更前は、ウインドウ側7割、もう一方が3割の入店シェア
変更後はなんと9割:1割に
定性面でも
ウインドウを見る人
ウインドウを見て立ち止まる人
ウインドウを見て入店される人
が、確実に増えました。
そうです。
ショーウインドウって、使い方次第で入店率にとっても影響するんです・・・
だから、せっかくのショーウインドウ、有効に使ってほしいな、と思います。
VPに関しては、もっともっとお伝えしたいことがあります。
また次回以降、ぜひ・・・
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