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ショーウインドウは街を歩く人たちのものだ。

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

ショーウインドウをディスプレイするのが好きだ。

そもそもの初めは、先輩のディスプレイを見て、あんな風にテクニックを使えたら良いな、格好良いな、と言った意識でした。

しかし、自分が実際にやるようになってから気付いた事があります。

それは前を通り過ぎる人の目です。

反応です。

ディスプレイする上で大切な事

夢中になってショーウインドウをディスプレイしていてフッと振り返って外を見ると、とっても興味深そうに見ていてくれるとき、全く興味なさそうに通り過ぎられるときがあります。

ショーウインドウから外に出て、出来上がりをチェックしているときなど、通り過ぎる人たちの会話が聴こえてくる。

『あっ見て、あれ素敵じゃない?』

『あんなの着て出かけたいわね!』

『今年はこんな感じが欲しくなるのよね・・・』

様々な反応を直接耳に出来る。

この反応がディスプレイする上での醍醐味です。

『自分でテクニックを駆使して完成させてた。

データに基づいて売りたい商品を売りたい組み合わせで見せられた。』

こんな事ではないんですよね・・・

見てもらえなければ存在しないのと同じ

もちろんビジネスですからそういった要素は取り入れるに越した事はないです。

しかし、それが見られなかったとしたら、全く意味はありません。

まず見てもらえる事。

理屈抜きに素敵なショーウインドウである事が前提ですね。

阪急

もうすぐクリスマス。

街を彩るショーウインドウも力が入っています。

魅力的なディスプレイは街を歩く人の気持ちまでウキウキさせてくれる。

まとめ

あなたのお店のショーウインドウは、街を歩く人たちの目を楽しませていますか?

それをやり続けていれば、あなたのお店、ブランド、会社に対する価値がじんわりと伝わってきます。

逆に、売りたいもの買って欲しいものは見せているけれども、魅力がなければ見てもらえない、伝わらない。

まず、前を歩く人の目を楽しませる、そんな心構えからディスプレイをはじめましょう。

データに縛られてばかりいてもお客様は見てくれません。

ショーウインドウはあなたの会社の為にあるのではなく、街を歩く人たちのためにある。

・・・・・そういう事です。

 

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