カフェ、ファッション、シューズ、ライフスタイル|アーバン・アウトフィッターズでの店舗体験
この春に訪れたニューヨーク。
以前からアーバン・アウトフィッターズには注目していて、今回も数店舗巡りました。
アーバン・アウトフィッターズ ヘラルド・スクエア店
アーバン・アウトフィッターズは洋服、服飾雑貨、書籍、コスメなどのカテゴリーを展開している、ヤングカジュアルテイストのライフスタイルストア。(日本での展開はまだありません)
印象的だったのがヘラルド・スクエアのお店です。
入り口には『UO CAFE』
カフェは朝早くから(多分9時過ぎにはオープン?)開いていて、とっても賑わっています。
通勤途中らしきの人たちがコーヒーを飲んでいたりね。
サンドウイッチやマフィンやクロワッサンも充実。
アーバン・アウトフィッターズらしく、明るくて元気が出そうな内装。
もちろんスタッフも明るく応対しています。
開放的で気持ちのよい空間です。
“活気の素”を、このCAFEのキッチンが作り出していて、換気ダクトを通してお店全体に送り出しているんじゃないか?と思えるほど・・・
もちろんカフェから店内にはアクセス可能。
格子ガラス越しにお店の中がよく見えます。
コーヒーを飲みながら、めぼしい物の物色も可能。
ボクもまずカフェに入ってコーヒを飲んでいたのですが、思わず店内に入りたくなりましたよ。
広大なシューズコーナー
この店には二階にシューズコーナーがあり、大きなスペースが割かれています。
これはアーバン・アウトフィッターズのみならず、サックス・フィフスアベニューといったデパートメント・ストアでも感じたことです。
“シューズコーナーに大きな面積を割いて、且つそこが賑わっている”という現象。
たしかにニューヨーカー、それも女性は靴に気を使ってる印象が、ボクにはあります。
靴のコーディネートが洗練されているような感じ。
TPOをわきまえているだけでなく、自分に似合う靴のスタイルを良く知っているような気がします。
決して『履きやすければいつもおんなじで良いや!』という選択ではない、というように思います(笑)
いまにも『靴が決まらなけりゃ、ファッションが決まらない!』といった声が聞こえてきそう・・・
店舗体験を大切に考える
1Fの奥には、アーバン・アウトフィッターズらしい『INSTANT PHTOGRAPHY』(実際“チェキ”みたいなインスタントカメラを商品として売っています)で撮影した写真を貼りだしたコーナーや、日本でいうプリクラ・マシンが設置されてあったりします。
更には、アーバン・アウトフィッターズならではの光景が見られました。
それは営業時間中から、平然と大きなディスプレイ替えを行っている風景。
これは同じアーバン・アウトフィッターズ社が運営する、アンソロポロジーというお店でも見られる光景です。
一般的にこのような売り場変更は閉店後を利用して行われますよね。
でもアーバン・アウトフィッターズやアンソロポロジーのお店では、専門のスタッフが常駐しており、商品入荷やMD変更計画にそって、素早く対応している模様。
だから売り場にも常に鮮度がキープされているのでしょうね。
ボクたちがやむを得ず営業中にディスプレイ替えの作業をする場合、どうしてもお客様に気を使いながら、少し腰が引けたような状態で行うことが多い(笑)
しかし彼らは、とても自然体です。
まるでよく訓練された入国審査官がパスポートに押印するみたいに振舞って作業している。
店内がよく見通せて、ゆったり過ごせるカフェがあることで、お店に行く機会が増える。
お気に入りのシューズ・コーナーはついリピートしたくなる。
『INSTANT PHTOGRAPHY』やプリクラがあるとコミュニティを感じる。
ディスプレイが常に変化しているから、又売り場を覗きたくなる。
アーバン・アウトフィッターズ社って、お客様のこんな気持ちをよくわかっている企業なんだな・・・
改めてそんなふうに感じました。
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