あなたのお店では、まだ撮影禁止ですか?
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。
パリコレは、いちはやくSNSで拡散?
10月7日に閉幕した2016年春夏パリコレクションでは、来場者にSNSで情報を発信することを促すようなショーの演出があったそうです。
おそらく今まではコレクションの写真がすぐさま発信され誰もが見れる状態になるというのは、あまり考えられなかったのではないでしょうか?
限られたプレス関係者のみが写真を撮影でき、消費者はファッションの専門誌から情報を受け取る、といった流れが普通だったように思います。
しかしSNSがインフラ化しようとしている今、このようにSNSで情報を発信することを促し、その拡散効果を利用すると言う手法は登場して当然でしょうね。
消費者としては、いち早く生の情報を入手することができる。
ブランド側としてもネット上のSNSのコメント等で消費者の反応をいち早く掴み取ることができる。
発売も今までのように発表後半年経ってからではなく、発表直後から店頭やネットで販売することが可能になったブランドもあるそうです。
消費者にとっても、うれしいことかも知れませんね!
商業施設や店舗ではまだ・・・
コレクションの場ではこういった動きが加速しているようです。
しかし実際の商業施設や店舗を見ているとどうでしょうか?
まだまだ撮影は禁止としている商業施設やブランド店舗が多くあります。
その半面SNSで話題になり拡散される効果を承知して、自ら撮影や投稿を流すようにしている店舗やブランドもありますよね!
今はまだ過渡期かもしれません。
しかしSNSがインフラ化されていく流れは止まらないことでしょう。
どうせなら早く波に乗り波を乗りこなした方が得策と言えるかもしれませんよ。
あなたのお店やあなたのお店が入っている商業施設が、まだ撮影禁止等の規則を頑なに掲示しているのならば、今が考え直す良いタイミングかもしれませんね・・・
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