あなたのお店の特徴は?独自性はありますか?
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
商品とお店作り
商品のテイストやキーワードが一貫している場合。
例えば、デザインが変われど、いつも必ず同じ色を展開している。
色が変われど、いつも同じ素材を展開している。
素材が変われど、いつも同じ柄を展開している・・・などなど。
とても明確な特徴がある。
そういった場合はお店作りも比較的容易に出来ます。
その特徴のキーワードをふまえてお店全体をデザインしていけば、自ずと独自性のあるお店に仕上がります。
独自性を感じるお店
いつも必ず同じ色を展開している場合
その色を内装の一部に取り入れてみる。
サインやPOPもその色を使ったものにする。
VMDのツール(ボディやマネキン、ライザーやプロップス、ハンガーやPOPスタンド)などにもポイントカラーで使ってみたり。
注意する点としては、実際にその商品が見える背景はそれ以外の色にすること。
同じ色だと馴染みすぎて肝心の商品が目に付かなくなるから。
いつも同じ素材を展開している場合
その素材を内装の一部やVMDツールに取り入れてみる。
例えば、その素材がフェルトなら、商品を展開する棚をフェルトで貼ってみる。
壁面の一部に色違いのフェルトを重ねて貼ってアート風のオブジェにする。
フェルトの塊をライザー(商品を高さを出してディスプレイする際に載せるステージ)にしてみる、など。
いつも同じ柄を展開している場合
この場合も、その柄を内装の一部やVMDツールに使えますね。
例えばその柄が花柄だったら、フィッティングルームのカーテンに使ったり、額にその柄を貼って飾ったり、壁面の壁にその柄のクロスを貼ったり。
また、アプリケーションツール(ショッピングバッグや包装紙、DMなど)にも、その柄を応用出来ますね。
守り続けることで覚えておいてもらいやすくなる
このように、商品のテイストやキーワードを一貫して守り続けることで、独自性が出ます。
とってもお客様に伝わりやすいお店になる。
覚えてもらいやすくなりますね。
オーバーストアの状況の今、コレはとても大切なことです。
ついついトレンドに左右されることもあるでしょう。
しかしそれに振り回されすぎると同質化してしまいます。
一貫して守り続けることによるメリットも大きいのです。
・・・・・そういうことです。
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