VMD、魅せる道具の選び方、二つのステップ。
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
商品が主役、道具が脇役
最近、このブログで良く「商品が主役、道具は脇役」という事を言っています。
今日は商品を魅せる道具について書いてみますね。
道具は脇役ですが、脇役があってこそ主役が引き立ちます。
なので、主役を引き立てる事がことが道具の仕事です。
ファッションのお店の道具たち
さてファッションのお店でいう道具とは、どんなものがあるでしょう?
お洋服を良く魅せる為のマネキンやトルソー
帽子を良く魅せる為の頭の形をしたヘッドスタンド
バッグを良く魅せる為のストラップを持ち上げるスタンド
靴を持ち上げるライザー
アクセサリーを引っ掛けるフック
などなどがありますね。
実際のフォルムを表現する
共通していえる事は、実際に着用している状態に近い表現を可能にする道具、という事。
そうですよね。
確かにどのアイテムも、実際に着用している状態が一番きれいに見えます。
なので、そのフォルム(姿形)を再現できる道具を選ぶ、という事ですね。
商品のテイスト、質感を表現する
表現したいフォルムが決まりました。
では次にどんな色・素材の道具が良いでしょう?
あたたかみのあるざっくり編んだニットだったら、芯地貼りのトルソーに着せて見たり、クールなコットンのシャツだったら、FRPのボディに着せてみたり。
ニットキャップだったら、柔らかい布張りのクッションで持ち上げたり、ボルサリーノなら、硬質な木の帽子スタンドで持ち上げたり。
写真の様なブレスレットは良く質感が表現出来ていますね!
まとめ
道具を選ぶとき。
実際の着用感・フォルムが表現できているかをチェック。
次にテイスト・質感が表現できているモノをセレクト・・・
この順番で決めてゆきましょう。
・・・・・そういう事です。
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