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並べ方で客単価が変わる! プロが教える『バッグ・シューズ』の高級感と購買意欲を高めるVMDの『角度と空間』戦略

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。

前回の記事で、『防寒グッズ』の展開について書きました。
今回も、ファッション・グッズのお話を書きますね。

バッグやシューズなどのファッショングッズは、客単価やセット率を上げるための『要』です。
しかし、多くの店舗で、『角度と空間』への配慮が不足しているため、商品本来の価値が伝わらず、単なる在庫陳列になってしまっています。
ちょっとした工夫が、商品の見え方を劇的に変え、高級感と購買意欲を高めるのです。

例えばバッグ。
同じ角度で等間隔で展開されていると、見やすいですよね。
それだけでなく、高級感も感じられます。
逆にカジュアル感を出したければ、意図的に高さや角度に変化を出して並べるのも一つです。
ただし、デザインはわかる様な角度・高さ・感覚には注意しましょう。

シューズでも同じことが言えるかもしれませんね。

そして目を惹く見せ方。
それはちょとした工夫です。
例えば写真のようにちょっと宙に浮いているような錯覚を覚える、柱周りでの展開。
これには、自然とお客様を店内に引き込む効果もあります。

VMD的ロジック:グッズ陳列の戦略

  • 等間隔の陳列は、お客様に『雑然とした安売り品ではない』という認識を与え、高級感と信頼感を高めます。
  • 意図的な変化は、カジュアルな世界観楽しさを演出し、お客様に親近感を与えます。
  • 宙に浮くような展開は、VP(ビジュアルプレゼンテーション)としての役割を果たし、お客様の視線を奪い、奥の売り場へと自然に誘導する『入店促進』の仕掛けになります。 

    テクニック

    VMD的ロジック(購買心理への影響)

    訴求効果

    同じ角度で等間隔に展開

    【価値訴求】 整然とした陳列は、商品に**『丁寧に扱われている』**という印象を与え、高級感や品質の高さを訴求する。

    高級感、信頼感

    意図的に高さ・角度に変化

    【動きと発見】 リズムや動きを生み出し、楽しさ、親しみやすさを演出。カジュアルな世界観や多様性を表現する。

    カジュアル感、親しみやすさ

    宙に浮くような展開(柱周り)

    VP機能と動線】 視覚的なサプライズを生み出し、立ち止まるきっかけを提供。同時に、その演出効果で奥の売り場への入店動線を自然に作る。

    集客、入店促進

    あなたのお店のファッショングッズの展開にも、一工夫加えましょう。
    あなたの店のバッグやシューズは、そのデザインの魅力を最大限に発揮できていますか?
    陳列方法の『なんとなく』が、客単価やブランドイメージを大きく下げています。

    ファッショングッズを『最強の売上貢献アイテム』に変える VMD の角度と空間戦略について、ぜひお気軽にご相談くださいね!

    12月21日(日)・22日(月)の二日間、東京へ行きます。交通費を大幅に抑えられるチャンスです!

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