VMDはファッションだけではない。『欲求を喚起させるVMD』というものがある。

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
“小売業”なら、ファッションはもちろん、それ以外の業種でも“VMD”で売り上げ改善が可能です。
『欲求を喚起させるVMD』というものがあるのです。
あなたの商品、ただ置いていればそれだけで売れるものですか?
欠乏欲求
例えばお客様が、いつもの指定銘柄のお米を買いに来ている。
例えばお客様が、近くのスタンドにガソリンを買いに来ている。
例えば、急な雨に打たれて傘を買いに来ている。
こう言った場合、お客様は店に来る前に(事前に)“何を購入するのか?”を決めてから来店されます。
要は、ニーズのあるものが必要になった状態です。
『欠乏欲求』でお買い物されるのです。
付加価値欲求
例えばお客様が、エルメスのバーキンを買いにいらっしゃる。
例えばお客様が、とても広くて居心地の良く便利な立地の家を買いにいらっしゃる。
例えばお客様が、彼女とデイトする為に美味しくてムードが良いと評判のレストランにいらっしゃる。
こう言った場合、お客様は自分が何が欲しいのか?が明確です。
要は、事前にウォンツを感じています。
『付加価値欲求』でお買い物されるのです。
換気された欲求
例えばお客様が、通りがかったディスプレイが素敵だったので、お店に入っていらっしゃる。
例えばお客様が、お店の商品に触れることで、その商品に魅力を感じる。
例えばお客様が、商品を実際に試してみることで、自分の隠された欲求に気付かれる。
例えばお客様が、接客を受けてスタッフと接触したり、お店のムード(インテリア・音楽・香り・居心地など)に惹かれる事でさらに商品の魅力を高く感じる。
要は、“良い意味での”『衝動買い』をなさるのです。
こう言った場合、お客様は“モノ”を買いに来ているのではありません!
欲求を換気させるディスプレイや陳列方法、お店のムード、接客などに満足されてお買い物をされるのです。
ディスプレイ・陳列・ムード・接客、『VMD』とはこのように、“視覚をメインとした五感で伝える”マーケティング活動、と言えます。
さらにこれらに、マスメディア・ソーシャルメディアを連動、一貫性を持たせると、“お客様に企業理念を表現する活動”とも言えるのです。
これはファッション以外の業種でも該当しますよね。
さて、あなたのお店はVMDに取り組んでいますか?
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