『商業施設を歩いての気づき その①』

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
先日、ある商業施設を歩いていて、幾つかの気づきがありました。
ちょっとご紹介しますね。
さりげないムードの表現
店頭のガラス面の角、斜め方向に向けてトルソーが立っています。
着ている服は白いブラウスにネイビーのスカート。
そのスタイリングにナチュラルなベースカラーにピンク、オレンジ、ネイビーの太めのストライプが印象的なリュックサックを背負っています。
そしてトルソーを後ろ向きに立たせています。
手前にはアンティークな白い椅子に、やや厚めの本が載せられています。
その本の“天”、“地”、“小口”部分が印象的なピンク色。
リュックサックの太めのストライプと、厚めの本の表情になんとなく共通点を感じます。
さりげないムードで印象的でした。
おそらくバッグ中心のお店なのでしょう。
店内のトルソーにも全てバッグが使われていました。
商品の価値を下げる表現
写真を見てください。
床面スレスレに、トップスのインナー商品がハンギングされています。
この商品を買おうとは思いませんよね。
いくらボリュームを出したいからといって、商品の価値を下げる表現になってしまっていました。
『さりげなく印象的な表現のお店』もあれば『商品の価値を下げる表現のお店』もあります。
この続きは、また書いてみますね。
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